26/60カミーノで起きたオムレツの奇跡、願えば叶う!卓球8時間

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511ビラメンテロ・デ・カンポス カミーノ 卓球、アルベルゲ1.2
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スペイン巡礼の道は子どもと一緒に歩くことが出来ます。英語もスペイン語もダメな母は、二人の子どもの知恵と勘を頼りに歩いた2か月、930km。毎日が驚き、感激、悩み、ケンカの連続。記事を読んで笑えたり、旅気分を味わってもらえたら嬉しい!と思いながら作るサイトです。Kumi3の絵本作品、他の子連れ旅も掲載していきます。
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5/11 (火)→ ビラメンテロ・デ・カンポス 不思議なことが続く 5.7km/€21  ハンモックと犬の宿@€6×2

 

不思議なことを見逃さないようにしなくては。

昨日、Denが「コーラがたっぷり飲みた〜い!1リットルの買って〜」と騒いでいました。

Denのお小遣いは1日に€1です。 

「コーラ1ℓ が€1だったら買ってあげる、あり得ないだろうけど!」と答えていました。

すると、アルベルゲ近くのバルで、なんと1ℓが€1の破格コーラがあったのです。

やったー!

Den

昨日のDenの幸せそうな顔といったら!

 

オムレツの奇跡

 

そしてChaiが

昨日「卵を料理して食べたいな〜。」と言っていたのを覚えていました。

ここのアルベルゲはキッチン調理道具や油、調味料は揃っていました。

昨夜、パスタを茹でようとして、お湯が沸かない!電気が来てない!と何人も怒っていました。私も、その一人でした。

夜遅くにオーストラリアカップルがオーナーに電気のブレーカーの場所を聞き、探したあてたのに付き合い、ブレーカーの場所を知りました。とてもわかりにくい場所でした。ブレイカーは夜、再びオーナーが落としたようでした。

 そして、今朝、私たちは寝坊をしてしまいました。まず私が目覚め、時計をみると8時でした。30人泊まっていたアルベルゲは、どこも静かで、シーンとしていました。

歩いて辿り着く次の宿も、早い者勝ちなので皆んな一刻も早く!、我先に~!と早起きをし、大急ぎで出発してしまうのです。

 

あ~もう、出遅れた。失敗した。今日はゆっくりだわ〜、仕方ないか...。

Kumi3

開き直り、キッチンで朝パスタでもしていこうかな、と思いました。ミントティのティーバックも一つ残っているし…。

そんなことを考えながらアルベルゲのキッチンへいき、お湯を沸かそうと電気コンロ台のスイッチを押すと、コンロは温まりませんでした。

あ、夜にブレーカーを切ってあるんだな。

わたしは、外の納戸へ行きブレーカーを上げました。

キッチンに戻り、電気コンロまわりをよく見てみると、フライパンがありました。オイルも引いてありテカテカしていました。

と、その横に、割りほぐした卵液がボールに入ってまま置いてありました。

ええっ??

あたりを見回しても誰もいません。いちおう、走って階段を上り、2階建てのアルベルゲの全ての部屋を、ドア越しに覗いて回りました。どこも、もぬけのからでした。

居るのはベッドに寝ているのはDenとChaiだけでした。

とすると…他には誰もいない。これ、もらってもいいよね…。

じゃあ…、オムレツ作れるんだ。昨日のChaiのつぶやいた夢が叶う‼︎

私は走って子どもたちの寝ている部屋へ戻りました。

Chai、Chai  起きて!すごい、すごいよ。神様からのギフト!

Kumi3

ええっ!何?

Chai

Chaiは寝ぼけまなこでした。とにかくキッチンへ来て!

あ!たまご…、オムレツが作れる。何で??

Chai

もう、ここは誰も居ないんだ。きっとオムレツ作ろうとして、電気コンロの付け方がわからなくて、出発が遅れるのがイヤで、そのまま放置して行っちゃったんじゃないかな。もったいないから料理しちゃおう!

Kumi3

 

願えば叶う。カミーノの言い伝え。

 

わあ!あははは!オムレツが作れるなんて「願えば、それは本当に叶う」っていうカミーノの言い伝え、そのまんまだね!神様、ありがとう。

Chai

どこからか、そんなカミーノの言い伝えを耳にしていました。 

キリスト様、仏様、お天道様、、、

とにかく何か大きな存在が私たちを見ていてくれる!

心から願えば叶えてくれる!

そんなメッセージを受け取った気がしました。

こうやって、物質化して示してくれているんだ。読み取らなければ!

しかし、出来過ぎだよ~、カミサマ!

ありがとう!

 

511ビラメンテロ・デ・カンポス カミーノ オムレツ

オムレツができてChaiは、大満足でした。

 

ジョン・レノン『イマジン』に吸い寄せられる

 

511ビラメンテロ・デ・カンポス バナナケース

ありあわせで朝食をつくりました。

 

511ビラメンテロ・デ・カンポス カミーノ オムレツ付き朝食

オムレツ、キュウリ、ツナのパスタ、オレンジ、ミントティー、残りのコーラでした。

 

アルベルゲを出発するのが9時過ぎになってしまいました。まあ、いいか。。

 

511ビラメンテロ・デ・カンポス ゴミ捨てする人.2

小さな町が終わります。

 

511ビラメンテロ・デ・カンポス カミーノ一本道1.2

しばらく田舎道を行きました。

 

511ビラメンテロ・デ・カンポス カミーノ 壁の絵

何の変哲もない道に、こういった壁の絵のサービスは、ちょっと嬉しい。

歩いている途中、遠くから音楽が流れてきました。

なんだろう??

あ、これ、ジョンレノンの『イマジン』じゃない?

Kumi3

音楽が空気に溶けているようでした。歩くにつれ音が大きくなっていきました。まるで私たちは音楽に吸い寄せられていくようでした。

 アルベルゲの看板がありました。

はて?このあたりには、アルベルゲはないはずよね。

私たちが頼りにしている1枚の町名とアルベルゲ所在のプリントには、書いてありませんでした。民間のアルベルゲかしら?

 

511ビラメンテロ・デ・カンポス カミーノアルベルゲ、右手1.2

右手の垣根が途切れた時、音がはっきりしてきました。

わあー!

垣根の向こうは牧場のような広い芝生が広がっていました。そこの奥に建物が見えました。バル&アルベルゲのようでした。

 

ハンモックと犬と芝生と音楽と。

 

わーお!ハンモックがある!

Den

Denは荷物を放り投げ、駆け出してハンモックにダイブ!しました。

 

511ビラメンテロ・デ・カンポス カミーノ 赤ハンモック2

 

あっ!犬がいる、しかも2匹!!

Chai

511ビラメンテロ・デ・カンポス カミーノ 犬アパスシエテと1

ひとなつこい犬でChaiに甘えてきました。

あら~、いいとこだね。ここで休憩にしようか。

Kumi3

私はバルにカフェラテ、コラカオを頼みに行きました。

外のテーブルチェアに座り、一休みをすることにしました。

犬、かわいい〜!

511ビラメンテロ・デ・カンポス カミーノ 犬アパスアップ

Chaiが調査して来ました。

 

511ビラメンテロ・デ・カンポス カミーノ バルカウンター1

犬の名前教えてください。

 

511ビラメンテロ・デ・カンポス カミーノ 犬アパス昼寝
511ビラメンテロ・デ・カンポス カミーノ 犬シエテ昼寝

名前を聞いたらね、茶色が「シエテ」で、まだら模様が「アパス」だって。

家に残してきたトイプードルのプちゃんはどうしているかなぁ、、と毎日歩きながら気にしていました。

511ビラメンテロ・デ・カンポス カミーノ 犬シエテ

久しぶりに犬と遊ぶChaiとDenはすごく嬉しそうでした。

 

天国?と思えば『テア・イズ・ヘブン』が流れる、小さな奇跡!

 

ハンモックって大好き!私も横になって、ひと蹴りふた蹴りしてゆ~ら、ゆ~ら・・・

青い空、白い雲、緑の芝生、外に置いてあるスピーカーから絶えず音楽が流れてきます。

511ビラメンテロ・デ・カンポス カミーノ 犬アパスと1

子どもたちが芝生で犬と戯れている姿が目に入りました。

 

511カミーノ、犬と遊ぶ、1.2

ハンモックに揺られながら、それを見つつ、あまりの心地良さに、シアワセな感覚がどっと押し寄せて来ました。

ああ~、今日のオムレツにはびっくりしたなぁ、そんなこともあるんだ。

願えば、不可能も可能になるのだね。カミーノって不思議。ふしぎ、ふしぎ…。

いまカミーノにいる…、いや、ここは天国かもしれない…。と思ったそのとき、エリッククラプトンの「テア・イズ・ヘブン」が流れてきました。

あ~、やっぱり?ここ天国なのね⁈ うつらうつら~。

(この曲の切なく美しいメロディの歌詞に♫ヘブン〜・天国とあるのです。)

すると、突如ドッカン‼︎。

天国から転げ落ちました。

 

アルベルゲ決めでバトル勃発

 

Denがジャンプして、お尻からハンモックに飛び乗ってきたのです。

イタイッ!イテテ〜、もう~、痛いよっ!、ウトウトしてたのに〜

Kumi3

ママ、お願い、ここに泊まりたい。ね、ね、お願い。お願い‼︎

Den

するとが Chaiが駆けてきました。

 

えー、ダメだよ。まだ、5kmしか歩いていないよ。先に進もうよ。進みたい!

Chai

「泊まりたい!」

「行こうよ!」

 DenとChaiの睨み合いのバトルです。

私は検証してみました。一泊は€6か…。安くはない。でも、今まで20軒以上、アルベルゲに泊まってきたけれど、ハンモックと芝生はなかったナ。

とりあえず、ここでランチを食べて考えよう。

Kumi3

バルのおじさんマスターは親切そうでした。

サンドイッチを頼みました。安くてボリューム、そして美味しい。ここ、いいかも!

しかし、今日の目標の町はカリオン・デ・ロス・コンデスです。アルベルゲが2つあるとプリントに書いてありました。ということは、比較的大きな街のようです。ブルゴスを出てから5日間ぐらい、スーパーメルカド(マーケット)に行っていません。賑やかな街の探索、お買い物をしたい気持ちもわかります。

サンドイッチを食べたら出発しようか。

Kumi3

えーッ!

Den

Denは不満顔でしたが、カリオン・デ・ロス・コンデスの先は、17km何もない一本道だと聞いていました。それはカミーノの難所のひとつでした。

前の日に、そのスタートの街に着いておきたい、という気持ちもありました。

 

犬と芝生のアルベルゲを去る

 

サンドイッチを食べ終わりました。荷物を背負い、歩き出しました。

すると、アパスがChaiに飛びつき構って欲しいようでした。そのままずっと付いてきました。

 

511ビラメンテロ・デ・カンポス カミーノ 道案内シエテ

アパスは猫を見つけるとダッシュし、先をいきました。

 

 

511ビラメンテロ・デ・カンポス カミーノ 猫アナ

猫が穴に入ってしまうと、再びChaiに甘えてきました。

 

アルベルゲに戻る

 

Den、ここに泊まりたい?

Chai

うん!

Den

アルベルゲにもどろうか、、。

Chai

アパスを撫でながらChaiは言いました。

Denは嬉しくてスキップをしています。

結局、5分だけ歩いた後、アルベルゲに戻ることにしました。泊まる部屋見せてもらいました。あら、キッチンがある!シャワーは?まあ、まあ、よさそう。

お金を払いにいくと、Denは無料にしてくれました。ラッキー‼︎

クレデンシャルにスタンプをもらい、部屋に落ち着くことにしました。

DenとChaiは、バルの芝生で遊んでくるというので、先に宿題やっちゃえば一日中フリーよ!と言いました。

 

511ビラメンテロ・デ・カンポス カミーノ 青空宿題1.2

2人は青空教室、宿題、漢字ドリルなどをやっつけました。

私は、アルベルゲの中で今まで洗えなかったものなどを洗濯したり、靴を拭いたり、日誌を書いたりしていました。

 

ラム肉バーベキュー

 

しばらくして、Denが私を呼びにきました。

なんか、食べろって。

Den

え?

Kumi3

行くと、バルのマスターとおじさんの友だち二人が、外のテーブルでバーベキューを始めていました。

「コメール、コメール!」食べろ食べろ!と言っています。

 

511ビラメンテロ・デ・カンポス カミーノ 羊鉄板焼き

わあおお!ラム肉の骨付きが、山ほどいい匂いに焼けていました。

羊飼いのおじさんが作ったポテトサラダを勧められました。Denが食べると

辛~いっ!

Den

と飛び上がりました。みんな大笑い。

 赤ワインも出てきました。

おじさんは「全部タダだよ、ご馳走するよ、気にしないいでいいから。いっぱい食べろ!いっぱい食べろ〜」と言ってくれました。うれしいなあ!

羊飼いのおじさんはひょうきんで、来る人来る人にポテトサラダを勧めては、辛い顔のリアクションに大笑いしていました。

肉を焼き、ワインを飲み、わいわいガヤガヤは続きました。フランス人、ドイツ人のおばさんも加わって、増々賑やかなバーベキューになっていきました。

 

スペイン名物「血入りソーセージ」に逃亡

 

バルのマスターは「さて、この地方の名物。これも、みんなに食べてもらうぞ!」『血入りソーセージ』を出してきました。それは、豚の血液、脂肪、香辛料、そして米らしきものが腸詰めになっているものでした。

見たとたん、私とDenは(別に打ち合わせしたをわけでもないのですが)走ってハンモックに乗り、寝たふりをしました。

511ビラメンテロ・デ・カンポス アルベルゲ ハンモックダイブ2 食後

危機一髪!

一人残ったはChaiは、仕方なく『血入りソーセージ』を食べました。えらいえらい!

あとで

みんなズルいんだから!

Chai

ニラまれました。味噌レバーみたいな味でそんなに食べづらくなかったそうです。

 

国際指圧大会

 

バーベキューご馳走のお礼にと、マスターにうつ伏せになってもらい、指圧マッサージをすることにしました。

 

511ビラメンテロ・デ・カンポス カミーノ 指圧マッサージ、日本人セラピスト

マスターも羊飼いおじさんも、ついでにドイツ人おばさんにも施術しました。とても喜んでくれました。

途中、フランス人のおばちゃんが「私はフランスで指圧セラピストを10年やってるわ!」というのした。お互いの手技の勉強会をしました。

 

511ビラメンテロ・デ・カンポス カミーノ 指圧マッサージ、フランス人セラピスト

おばちゃんのやり方は、手の平全体で押して撫でるというスタイルでした。指圧とは違うよね?ま、気持ちいいからいいんだけど~。

 

カミーノで食べた新鮮なラム肉の理由

 

バーベキューは終わり、おじさんたちは片付けを始めました。

私は実を言うと、ラム肉は苦手でした。しかし、ここで食べたラム肉は、ぜんぜん臭くなかったのです。美味しく食べる事ができました。

「このラム肉、匂わない、何でですか?」

と羊飼いのおじさんに聞いてみました。すると「フレッシュだからさ。来てごらん。」というのです。

私たち3人は、おじさんに付いて行きました。道を渡ってすぐに、おじさんの家がありました。その裏に廻ると、所狭しと羊たちが、ひしめいていました。

 

511ビラメンテロ・デ・カンポス カミーノ 羊1

あ、新鮮…、なるほどね。。。

 

511ビラメンテロ・デ・カンポス カミーノ 羊3

なんだか、すいません…。

 

511ビラメンテロ・デ・カンポス カミーノ 羊2

鼻の敏感な子どもは、ニオイにノックアウト!  

 

スペインの人気スポーツ、卓球にはまる

 

「バルのテラスの脇に卓球台があるから、使っていいよ」とマスターがラケットとボールを貸してくれました。そういえば歩くこと以外、公園でちょっと遊ぶほか、身体を動かす機会がありませんでした。最初の1時間は、私も卓球遊びに加わりエクササイズがてら楽しみました。

 

511ビラメンテロ・デ・カンポス カミーノ 卓球、アルベルゲ1.2

その後、私が抜けたあと、DenとChaiはず~っと、卓球に没頭していました。

 

511ビラメンテロ・デ・カンポス カミーノ トマトパスタ

夕飯もパスタを一瞬でかき込み

「また続きやるね!」と外の卓球台に向かい、出ていきました。ときおり、マスターやヒマな巡礼者が対戦相手に入ってくれました。

 スペインの日暮れは遅く、夜の10時ぐらいまで明るいのです。2人は球が見えなくなるまでやっていました。

最後は、私も卓球台へ行き

もう、いい加減にして!

Kumi3

と怒ってしまいました。

そのあと、2人は寝袋にピュ~っと飛び込み、すぐさまグーグーと寝てしまいました。

 

やだ、あの人たち、8時間も卓球してた…。今日は犬でもハンモックでもなく卓球デーだったのね…。

Kumi3

屋外の公園に、卓球台があるのをずっと不思議に思って見ていました。アルベルゲにもあるとは…。卓球はスペインの人気スポーツなんだと確信しました。

 

 

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