サンティアゴ巡礼が教えてくれた学校では教わらないこと

5/60パンプローナ街探索、両替はサンタンデール銀行、腰強打の恐怖! 

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カエルグミ
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2010年4月、母と15歳娘と10歳息子の3人は、東京からスペインへと向かいました。サンティアゴ巡礼の道(カミーノ)930㎞を歩くためです。期間は60日間、学校は3か月休みました。私と子どもたちは旅生活の中、世界中の人々と出会い、素晴らしい奇跡、また、がっかりな事件…と、学校では教わらないことをカミーノは教えてくれたました。スペインの景色や巡礼の生活風景を写真とともに紹介していきます。
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4/20(火)パンプローナ  塩おにぎりでも日本食! 観光日 0km/105  民間オスタル  一部屋 €40

 

朝、アルベルゲのキッチンで、置いていった食材コーナーから見つけたお米を鍋で炊き、塩のおにぎりを作ってみました。

美味しい~!

Chai

日本食だね~!

Den

と言って喜ぶChaiとDenでした。おコメに飢えていたのね~。

 

420パンプローナ自炊1.2サンティアゴ巡礼

自炊ができるキッチンは有難いのでした。スペインの食の探索ができ、野菜も多く取れ、節約にもなりました。

スペインは代表的な米料理、パエリアがあるだけにお米が売っていました。パサパサの細長い米だけでなく、日本米と同じような粘りのある米も、スーパーマーケットで容易に手に入れることが出来ました。

 

パンプローナにもう一泊する。

 

せっかくスペインに来て、ヨーロッパの街並みを探索しないともったいない!と、今日は一日中パンプローナの街を観光することにしました。

それには、ジーザスマリア・アルベルゲは出ないといけません。 一泊しかできないカミーノのアルベルゲ(宿泊所)ルールです。街を歩き、他の宿を探しました。

町を歩いて、OTANOという名前のペンションに入ってみました。聞くと一泊€40でした。

3人で€40なら、まあ、オッケーね。

Kumi3

部屋を見せてもらいました。角のいい感じの部屋でした。が、ChaiとDenが

タバコくさくてヤダッ!

Chai

というので断りました。

別の部屋を見せてもらい、そこに決めました。

 

ペンションの窓から見下ろした通りの眺めです

 

さあ、今日は巡礼はお休みです。

パンプローナ街並み四角スペインのパンプローナを探索することにしよう!

 

 Denがスペイン語を話す。

 

ペンションの部屋にバックパックを置き、パンプローナの街へ繰り出しました。

 

420 パンプローナ モニュメント王様

パンプローナの王族かな?

 

420 パンプローナ モニュメント女王様

こちらは、女王様かしら…。

 

パンプローナ街並みとベンチ

スペインの街のしくみがだんだん分かってきました。町の中心に教会があり、広場がありました。

 

パンプローナ古いビル800

バルやお店がそのあたりに軒を連ね、ベンチに人々がくつろげるようになっていました。

 

パンプローナ巻きタバコ屋

パイプ、巻きタバコ屋さんの小物が気になりました。

 

パンプローナ姉ウインドショッピング

パーティーグッズなどの雑貨屋さんをウインドショッピング。

 

 パンプローナ公園

Denは公園を見ると必ず遊びました。

 

パンプローナ二人アイス

アイスクリームが美味しいこと!

 

パンプローナストリート音楽

ストリートミュージシャンを眺めながら、街探索は続きました。

 

おや? Kikos (キコス)という看板がありました。

パンプローナキコス見る弟

お菓子屋さんのことでした。好きなお菓子を自分で取った分、計り売りしてくれるのでした。

Denは、メチャメチャはしゃいで

お菓子買って〜、お菓子買って〜!

Den

の連呼です。

お菓子は自分のお小遣いで、自分で買ってね〜!

Kumi3

と言いました。

すると、いったんランチでペンションの部屋に戻ったあと

パンプローナスペイン本弟

Denは、上のお姉ちゃんからお餞別でもらったイラストスペイン語の本を熱心に読み始めました。

午後、暗記した言葉を、頭の中に大事に持ち、Kikosへ行きました。

ウノ・ チュッパチャプス・ポルファボール !

Den

日本語で「チュッパチャプス1本ください。」と言いました。

すると

「シ、シ」=「はい、はい」

おばちゃんは「好きな味を選びなさい〜。」とチュッパチャプスを指差してくれました。

Denは、嬉しくてピョンピョンしていました。カエルとコーラのグミも取り €1コインを出すと、おばちゃんが値段の分に調整してくれました。 

 

カエルグミ

とにかく、ポルファボールって言えばいいんだよ!

Den

Denすごい!通じたね。かっこいい〜‼︎

Kumi3

先を越されました。まだ、私は「グラシアス=ありがとう」以外、スペイン語を一言も発していないというのに〜。

 

 

クリスマスじゃないけど丸焼きチキン!

 

パンプローナにはいくつかメルカド(スーパー)がありました。探索が、楽しくて時間が経つのを忘れてしまいました。

420 パンプローナ 寿司

お寿司が、思いっきり中国風パッケージで笑いました。

名前が「Kyoto Box」と書いてありました。

 

パンはどれも美味しい~!

 

420 パンプローナ お菓子パン屋

甘い焼き菓子屋さんにワクワクしました。

 

ランチは何が食べたい?と聞くと2人とも

肉が食べた~い!

Chai

と言いました。

好きなものを選んでもらうと

クリスマスみたいな丸焼きのチキンがある!

Den

とコーフンしていました。値段は€6ぐらいでした。

私は豆が好きなので、いろんな瓶詰めの豆を試してみました。

パンプローナバナナチキン420 パンプローナ ディナー豆

丸焼きのチキンがあるだけで、もう豪華、ご馳走な気分でした。

 

 

銀行で円をユーロに変える。

 

午後、再び街歩きに出ると、オリソンアルベルゲで一緒になった

420 パンプローナ 再会123c

クリスティーナおばさんにばったり会いました。数日前に一緒になっただけなのですが、お互い懐かしい気持ちで声を掛け合いました。

クリスティーナおばさんは「靴づれがひどくて、治るまで巡礼は3,4日間お休みするわ。」と言っていました。

 

420 パンプローナ ATM

気が付けば、後ろにATMがみえました。

カミーノでATMがどこにあるのか、どれだけあるのかが見当も付かず

「えーい、お金は腹巻きで肌身離さず持っていればいいわ!」とかなりの高額を紙幣で腹巻に巻いて持っていました。しかし、その後も町のあちこちでATMを見かけたのでした。

歩きながら銀行が目に入ったので、円をユーロに両替をお願いしたところ、1つ目の銀行で断られサンタンデール銀行へ行けと言われました。そこでしか¥⇔ €を両替できないということでした。

サンタンデール銀行はすぐに見つかりました。下腹の薄型のウエストバックに入れ持っていた日本円をユーロに変えました。

ユーロ札を薄いビニール袋に包み、下腹のウエストバッグに入れました。ほかにカードと旅行保険のコピーも入れてありました。

これは何があっても肌身離さず持ちました。シャワーを浴びるときには、シャワールームでビニールに入れ濡れないよう釘に掛け、眠るときも胴に付けたまま寝袋に入り眠りました。

お財布には€200ぐらい入れておき、なくなってきたらお腹のバッグから足していきました。

 

 

ステッドラー色鉛筆を日本へ送る。

 

どうしても重たくて、手放せないものがありました。それはステッドラーの色鉛筆でした。美しい景色を観たらスケッチしたくなるかも、なんて思ったのですが、カミーノの日々にそんな余裕がないことに気がつきました。

これ、使うヒマ無いわ…。

Kumi3

歩いて歩いてアルベルゲにたどり着き、ベッドをキープし、シャワーと洗濯、晩ご飯の心配、日誌や算数、漢字ドリルの丸つけで精一杯なのでした。

『置いてきます・貰いますコーナー』に出すのはもったいないと思ったので、日本へ郵送することにしました。

郵便局は、すぐに見つかりました。

しかし、カウンターがいくつもあり、日本へ送る小包みの手続きはどこに行けばいいのかサッパリ分かりませんでした。

聞いてみても、スペイン語でガガガーッ!とまくしたてられ、全く意味がわかりませんでした。

このカウンターじゃない…、紙が違うらしい…、としばらく郵便局内を右往左往していました。

 

親切な I can speak English女史

 

すると、私たちのピンチを察して

“I can speak English.”

「英語できるわよ!」お客さんの1人のスペイン人女性が話しかけてきました。

「色鉛筆を日本に送り返したいのです。」と見せると、別の所から用紙を取って来てくれ、書き方と受付けカウンターまで案内してくれました。

カウンター職員とやり取りをしてくれた後

「€13かかるけれどOK?」と聞いてきました。

この先、この缶入り色鉛筆をずっと持って歩く重さを考えたら…。

ハイOK!です。

Kumi3

と答えました。

彼女が親切に教えてくれたおかげで、小包みの手続きをスムーズに終えることができました。

「サンキューベリーマッチ‼︎」本当に助かりました。

歩きながら

あの人、学校の先生かな?

Den

かもね!

Kumi3

郵送料で色鉛筆買えたよね…。

Chai

かもね…。

Kumi3

この先も、スペインで、たくさんの人々に道や店を尋ねたり、何かのやり方を聞くことがありましたが、スペイン語で話されると全く見当がつきません。(当たり前ですが…。)

英語を話せる人を探しましたが、年配の人はまず無理でした。それでも、彼らの親切さはピカイチでした。

あの…、すみません、スペイン語、わからないのです…。

Kumi3

という私たちのアピールとはお構いなしに、ドド〜ッとゼスチャー入りで激しくよどみなく説明してくれるのでした。

それは、本当に嬉しいことなのですが…

話の打ち切り際が掴めず、それが2人、3人と続くと、時間も相当かかってしまうのでした。

そこで、どうしても聞きたい情報は、英語話者を探すことが早道だと気がつきました。まず、ほぼ英語がダイジョーブなのは学生さんでした

困ったときには、まわりに人がたくさんいても、若い人はいないかな~、とキョロキョロと見回すようでした。

 

心の友、生クリームのスプレー缶

 

メルカドでいちごを買ったついでに、スプレー缶入りの生クリームを買ってみました。

おおお、感動の嵐‼︎

 

スプレー生クリーム弟バナナかけ

Denはバナナにも、パンにも、なんでも付けて食べました。

 

生クリームスプレー弟

ええいっ!まどろっこしい〜っ。飲む~!!

Den

このジュッバッ!と出る生クリームは、カミーノでDenとChaiの大好物アイテムとなりました。

疲れて歩いた一日の終わりの心の支えとでもいうのかしら…。

この先、ところどころで探し求めては買うのでした。

まあ、大人はビールとか、ワインとかあるしね…。

Kumi3

 

個室に泊まる、安眠のはずが…?

 

ペンションの個室は、久しぶりに親子でのプライベートな時間でした。

今まで2段ベッドで、知らない人と同じ部屋で泊まることばかりでしたから、この家族だけの空間は、とても貴重でした。

しかし案の定、Denはベッドでピョンピョン!と飛び跳ねるのでした。

「いい加減にして〜!」と言うか言わないかのタイミングで、Denは着地で足が滑り、ベッドから落下しました。

ゴトンッ!

勢いよくタイルの床に腰を強打しました。

ぎゃっ、痛いっ‼︎  ううっうー

Den

大丈夫? Den、Den‼︎‼︎

Kumi3

Denは、痛みで声が出ず、息もできないようでした。もがき苦しんでいました。

まずい!どうしよう…。

わたしも震えあがりました。とにかく腰をさすってやりながら、もし骨が折れていたら、、、と考えると、真っ青になりました。

海外旅行保険に電話するか…、いや、まずペンションのスタッフに言って病院へ行くか、などと頭の中がグルグルしていました。

誰か呼んで来たほうがいい?

Chai

と横で出かける風にして言いました。

しばらくすると、Denは声が出るようになりましたが

うっうっ、イタイよ〜イタイよ〜…

Den

と泣き出しました。

しかし、腰をさすっているうちに痛みが徐々に治まってきたようでした。

そのままエビのように丸くなり、床で眠ってしまいました。

ふ~っ…。動かさないで、目が覚めるまでこのまま様子を見よう。この一瞬で

カミーノが終わる、帰国かも…。

Kumi3

と思いました。まだ歩き始めたばかりだというのに…。

床で眠るDenに毛布を掛けてやりました。結局、そのまま朝まで寝てしまいました。

 

翌朝は、痛みも治まり、普通に歩くことができました。

無事でよかった〜!

でも…せっかく、今日はアルベルゲの2段ベッドじゃなくて、ステキなベッドで寝られる日だったのにね…。床で寝ちゃったね…。

Chai


ほーんと、残念だね〜。

Kumi3

でも、笑い話になって本当によかった!のでした。

 

 

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