サンティアゴ巡礼が教えてくれた学校では教わらないこと

6/60カミーノの参加自由の教会ミサ、絶対にしてはいけない事!

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パンプローナスペインらしい家
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2010年4月、母と15歳娘と10歳息子の3人は、東京からスペインへと向かいました。サンティアゴ巡礼の道(カミーノ)930㎞を歩くためです。期間は60日間、学校は3か月休みました。私と子どもたちは旅生活の中、世界中の人々と出会い、素晴らしい奇跡、また、がっかりな事件…と、学校では教わらないことをカミーノは教えてくれたました。スペインの景色や巡礼の生活風景を写真とともに紹介していきます。
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4/21(水) →パンプローナ観光 / 腰の様子をみる 0km/€65  パタボーン泊、公営でアットホーム 7×3

 

Denの昨日の腰の強打を考えて、今日も巡礼はお休みにしました。

ペンションのチェックアウト10時でした。14時ぐらいまで荷物を預かってもらうようお願いしました。

 

パンプローナ街並み四角

パンプローナは大きな街です。

パンプローナ街探索、食べ歩き、お買い物、レッツゴー!!

Kumi3

 

パンプローナまちサイ

ヨーロッパの街並みの中を歩くだけでも、ワクワクしました。

 

421パンプローナ 広場

広場は、街の人々の憩いの場でした。

 

教会ミサに飛び入り

 

ぶらぶら歩いていると、街外れに教会を発見しました。その前で品のよい感じの老夫婦が

「巡礼のスタンプを教会でもらうといいわよ。」と案内してくれました。

中に入ると、ちょうどミサが始まるところでした。ミサは誰でも参加自由だそうです。

その教会は、かなり古いのですが、立派なカトリックの装飾品が見事に飾られていました。

それらが醸し出す神聖な雰囲気の中、神父様のお話が始まりました。オルガンの音が響き、立ったり座ったり、賛美歌を歌いながら、真剣に 神父さまのお話に耳を傾けました。

言葉はスペイン語で分からなかったけれど、私、Chai、Denもそれぞれ、その雰囲気に合わせていきました。

教会側は神父様、横にいる7人の付き人、オルガン奏者、全部で9人でした。

信者側の椅子席は、私たちを入れて全部で9人でした。

こんなにしっかりしたミサなのに、私たち3人が入らなければ6人しか信者側は居なかった訳です。しかも皆70歳以上に見えました。

カトリックも高齢化の波が押し寄せてるんだなぁ、と感じました。

 

教会ミサで大失敗!

 

ミサの終わりの頃、皆な通路に一列に並び出しました。

何だろう?私たち3人も最後尾に付いてみました。

見ると、神父様から順番に大きさ500円玉ぐらいの薄いウエハースのようなお煎餅をもらっていました。人によっては口を開け、神父様に食べさせてもらう人もいました。

私の番になりました。手のひらにお煎餅を乗せてもらい、ていねいにお礼を言いました。 

グラシアス

Kumi3

ChaiとDenも同様に、手のひらにお煎餅を乗せてもらいました。

すると、前にいたおじいさんが振り返り

「カトリックか?」聞いてきました。

「ノー」と答えると

周りにいた、おじいさん、おばあさんたちが皆振り返り

「ノー‼︎」という言葉とゼスチャーが一瞬にして起こりました。

皆の視線は鋭く厳しいものでした。

その場で手の平からお煎餅を取り上げられました。私はとっさに

ごめんなさい

Kumi3

と謝りました。

Chai

Chai も固まってしまいました。

Den は囁き声で「なんでっ取るの!」と怒って地団駄を踏みました。

ミサが終わり3人はすごすごとその場から離れました。

Denは悔しがり、再び声を荒げ言いました。

なんで?なんでダメなの?

Den

あ…、と思い出しました。パリに置いてきたガイドブックに書いてあったことを。

*注意:カトリックでない人は、ミサの時に丸いお菓子を絶対にもらわないことって。

あー、あのお煎餅のことだったんだ…。失敗した。あれはカトリック信者だけの大切な儀式だったんだ…。

Kumi3


ここは本来はカトリックの道です。私たちはそこを歩かせてもらっている…。これから先、いかなる時も彼らの邪魔になる事をしてはいけないのでした。

あのお煎餅は、カトリックの人だけが貰うことができる、大切なものなんだね。

Kumi3

ChaiとDenにそのことを話しました。 

 

救いの手を差し伸べてくれたラモン神父

 

信者のおじいさん達の険しい表情と、不意にお煎餅を取り上げられたショックが胸に残り、私たちはうな垂れながらトボトボと教会を出ました。

すると、、、先ほどのミサの神父様が、私たちを追いかけて来ました。

私たちを呼び止めると、英語で

「さきは、すまなかった。せっかくミサに出てくれたのに。あれは決まりなのです。気にしないでください。私はラモンと言います。ゴッド・ブレス・ ユー!」

と言った後、3人に、それぞれにハグをしてくれました。

わざわざ私たちを追いかけて来てくれた事、私たちのことを見ていてくれた事に驚き、嬉しくて涙が滲んでしまいました。

いま、ゴッド ・ブレス・ ユーって言ったね。わかったよ!

Chai

Denも神父様がこんなに近くに来てくれ、ハグをしてくれたことが嬉しくて、照れたようなピカピカの笑顔になっていました。

ラモンさんっていう名前だよね?あの神父さま

Den

といって名前を確かめていました。

 

闘牛場に行ってみた

 

スペインと言えば、『闘牛』が有名です。

闘牛場パネルまえ

パンプローナには闘牛場があると聞きました。そこまで散歩してみました。

まるい闘牛場前

平日の昼間、闘牛をしているわけもなく、ただ、外側から建物を眺めて終わりました。

 

パンプローナ闘牛像よこ全体

パンプローナと言えば『牛追い祭り』が有名です。以前、テレビで見たことがありました。

 

パンプローナ闘牛像大

そのシーンを物語るブロンズ像がありました。迫力満点でした。

 

 

公園大好き小5男子、退屈中3女子

 

街はずれの闘牛場までせっかく歩いてきたというのに、何にもなかった~と2人はつまらなそうでした。

すると、すぐそばに公園を発見しました。

遊びたい!遊んで行こうよ!

Den

はしゃいでいました。

どうやらこの元気なら、腰は大丈夫そうね!

Kumi3

その提案にChaiは無表情でした。 

パンプローナくるくる遊戯2人

座ってクルクルと回る日本では見たことの無い遊具がありました。

えんくるくる遊戯

わはっは!これ楽し~!!

Den

くるくるくると廻り上下に移動します。Denはスペインの公園遊具が楽しくて仕方ありません。

 

421パンプローナ 公園2

イヤッホー!!

 

パンプローナ公園ベンチサイ

Chaiは、すっかり退屈して

まだなの?もう行こうよ〜

Chai

というアピールをずっとしていました。

女の子と男の子の興味の違い、年齢差はほぼ5歳、二人が一緒になって楽しめる事というのは、なかなか見つからないのでした。

この先も、公園を見ると遊びたくなるDen、早く歩いてアルベルゲに辿り着きたいChai、二人のバトルがたびたび起きるのでした。

 

服見る大好き中3女子、退屈小5男子

 

街へ戻りました。

パンプローナ街角犬さい

賑やかな街の通りに来ると、ZARAがすぐに目に入りました。

私とChaiの目が キラリン!と光りました。

対照的に

えーっ、服みるの?

Den

と不満顔になりました。お店の前のベンチで座って待ってもらいました。

しかし、時々、のぞきに来ては文句を言いにくるのでした。

まだ~?まだ~?ま~だぁ~⁈

待って、もう少し。はいはい、もう5分ね。じゃー、あとでケーキ買おうよ、ね、ね。

Kumi3

私たち女子チームは、このところずっと山歩き暮らしだったので、スペインの都会でみるZARA、H&Mなどで服を見るのが本当に楽しかったのでした。Denはスイーツで釣って時間を稼ぎました。

私たちは、薄手のウインドブレイカーとニット帽を買いました。あれこれ服を見るだけでも、買い物欲は満たされました。

 

ディナーにチョコレートケーキ

 

さて、約束は守らないといけません。

パンプローナチョコケーキ

ディナーはチョコレートクリームケーキでした。一人で全部たべてやる!と息巻いていたDenでしたが、いざ食べ始めると

甘〜い、もう無理!

Den

と半分も食べられずギブアップしました。

うふふ、やっぱりね!

Chai

 

計算どうり、残りはChaiと私でいただきました。

 

心温まるパタボーンアルベルゲ

 

その日はペンション・オタノから、パタボーン・アルベルゲへ移動しました。、おじいさんとおばあさんがオスピタレロをやっている、とてもアットホームなところでした。

パタボーン毛糸

どの部屋も、ベッドにかかっている大きなベッドカバーが、おばあちゃんの毛糸の手編みでした。

なんだかとても懐かしい感じがして、ホロッとしてしまいました。

 

 

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2010年4月、母と15歳娘と10歳息子の3人は、東京からスペインへと向かいました。サンティアゴ巡礼の道(カミーノ)930㎞を歩くためです。期間は60日間、学校は3か月休みました。私と子どもたちは旅生活の中、世界中の人々と出会い、素晴らしい奇跡、また、がっかりな事件…と、学校では教わらないことをカミーノは教えてくれたました。スペインの景色や巡礼の生活風景を写真とともに紹介していきます。
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