32/60カミーノのお金の持ち方、首絞め強盗に遭った人が教えた方法

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517カミーノ leon レオン ライオン水道
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スペイン巡礼の道は子どもと一緒に歩くことが出来ます。英語もスペイン語もダメな母は、二人の子どもの知恵と勘を頼りに歩いた2か月、930km。毎日が驚き、感激、悩み、ケンカの連続。記事を読んで笑えたり、旅気分を味わってもらえたら嬉しい!と思いながら作るサイトです。Kumi3の絵本作品、他の子連れ旅も掲載していきます。
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5/17(月)→レオン / 朝ごはんのジャム 観光日 0km/53km   @€4×2

 

朝ごはんになんとか間に合いました。

517カミーノ leon レオン 観光日 rrmm 朝食

ベイサンはもうテーブルに着いていました。一番のりです。

ここは、寄付なのに朝食が付くなんて!嬉しいわぁ。1人ひとりパンとお好みの飲み物、私たちはコーヒーとコラカオをお願いしました。そして各テーブルにはイチゴジャム、アプリコットジャムが置いてありました。

ベイサンは、サンチャゴに着いた後、フィステラの海までバスで行き、そのあとマドリッドに寄って帰るそうです。 

Denは、私にこっそり「見てみて~」とベイサンのほうへ目を向けるよう促してきました。

あんなにジャム付けていいの?

Den

と聞いてきました。

ベイサンは、パンの厚さと同じぐらいジャムを乗せていました。

うん、自由〜!

Kumi3

私たちも真似してやってみました。イチゴの粒がごろんと入った手造りジャムをたっぷり盛ってガブリッ!

ううん!幸せな気持ちになりました。

 

お別れの手紙は雲の形

 

玄関で出発するベイサンと握手してお別れを言うと、ベイサンは私たち渡すものがあると、ノートを雲の形のようにちぎって作ったカードをくれました。

518 カミーノ レオン 手紙

私には“会えてよかった。子どもたちと素晴らしい旅を。日本にいつか行きたいと思うよ”と。

Chaiには“菜の花みたいに明るくニコニコ輝いているChai. 僕の英語を辛抱強くわかろうとしてくれてありがとう”

Denには“赤く小さな火の玉のようなDen、素晴らしいパワーを持っているね。巡礼がんばるんだよ” そして、最後にSaiyonaraと書いてありました。

わたしは、感激して胸がジーンとしてしまいました。一人ひとりにこんな心のこもったカードを書いてくれるなんて。

ベイサンは、人との出会いを大切にしている人なんだなぁ、だから60歳の友人もいるし、カミーノのおじさんおばさん連中にも人気なのだナ。

見習いたいよ!ベイサンありがとう。3人はそれぞれ、ハグをして別れました。

このカードをお守りにしてカミーノ歩こうよ!

Chai

 

スーパーマーケットの東洋人

 

歩きながらEroskiスーパーマーケットを見つけ、買い出しをしました。

パン、チーズ、エンパナーダ、飲み物、果物…、お昼ご飯を仕入れようか!

Kumi3

オッケー!

Chai

店内をうろちょろしていたDenが報告に来ました。

日本人ぽい人がいるよ!

Den

あら、どこどこ?

すると、店内に日本人らしき男の人を見かけました。けれど、Korea の人かもしれません。

西洋人は、東洋人をみるとJapanの人とKoreaの人とChainaの人と、全く区別がつかないようでした。私たち日本人からすると、Chainaの人は、すぐにわかりました。なんとなく服装や身のこなしが私たちとは違うのです。

しかし、Koreaの人は、さっぱりわかりません。向こうもそう思っているようで、顔を合わせ、お互い50センチぐらいの距離に近づいて「あ~っと、Korea?Japan?」と同時に声をかけるようでした。

 

首絞め強盗に遭った日本人

 

「あー、Japanなの こんにちは!」

517カミーノ leon レオン スズキ2

その人は、東京から来たS木さんでした。スペインへはもう3回目だそうです。今回のスペイン旅行は30歳の誕生日をサンチャゴ・デ・コンポステラで迎えるために来たのだそうです。

S木さんは、初めてスペインに来たとき、ゴルドバで首絞め強盗に遭い、財布からパスポート、時計、カメラ、すべて身ぐるみ全部はがされたのだそうです。

パスポートを取り戻そうと抵抗したので、ボコボコにされてしまったのだとか。そのあと、日本領事館へ行ってなんとかパスポートの再発行をしてもらい、無事帰国できたそうです。

こ、こわい・・・。

Kumi3

「いやー、命があってよかったです。」と言っていました。

それでも、よく再びスペインへ旅行に来る気になりましたね?と聞くと

「地中海を挟んですぐにもアフリカがあり、暑さと情熱、イスラムとキリスト文化の混沌、ワインと食事、古い石造りの建物、おおらかな人々…。スペインは溢れる魅力がいっぱいなんですよ。」ということでした。

私たちは、スペインはこのカミーノの巡礼の道しか知りません。けれど、その気持ちわかるなぁ!と思いました。

 

517 カサデロスボディーネス ガウディ カミーノ 通る12

このレオンの街ひとつをとっても、建物のすばらしさ。

 

517カミーノ leon レオン 観光日 パラドール見上げる

建物の随所に施してある彫刻、美術館が街になったよう。

 

517 カミーノ レオン 街並み A

お店のウインドショッピングも映画の街並みを歩くようでした。

それもさることながら、お客がいても、午後はシエスタのため、お店は2,3時間のあいだ閉めます。

そして平日の仕事が5時、6時に終わってからも日没が遅く、夜の9時半すぎが夕焼けなので仕事のあとの明るい自由時間が長いのです。公園でサッカーやバスケ、卓球をしたり、バルでビールやワインで飲みながら、わいわいとおしゃべりをして一日の終わりをくつろいで過ごすことができるのです。

誰かが言っていました。世界で一番の楽しみ上手は

スペイン人なんだよ!と。

ヨーロッパの中でも、スペインってどこか人間臭さが際立つ西洋といった感じがするのです。

 

スペイン旅ベテランの防犯チェック 

 

 憧ればかりを話していると

「油断をしないでスペインの旅をしないとね。」と身の引き締まる声掛けをしてくれました。

実体験で学んだS木さんです。巡礼の後にマドリッド、バルセロナへ行くつもりの私たちの、貴重品の持ち方のセーフティー度をチェックしてもらいました。

わたしは少し自信がありました。お腹の薄っぺらいウエストバッグに現金と3人のパスポートを入れていました。もうこれは、シャワーを浴びる時でも、寝袋の中にでも肌身離さずに持っていました。その上に、タンクトップ、Tシャツ、長袖のプルオーバーシャツを着ています。

ズボンは、スパッツの上に、アウトドア用のぶ厚いナイロンのパンツ。四つのポケットにチャックが付いています。そのチャックの中にお財布を入れていました。

まあ、こんな状態で、フランスからここまで旅をしてきた訳ですが、特に危ないことはなかったので、チェックはすんなり合格!と思いました。さらに、子どもたちも私も、いいカンジにすすけています。とてもお金持ちには見えません。

しかしっ!間髪を入れずにチェックが入りました。

「あ、ダメですね。もう、財布を使っているってこと自体がアウトです。

ここにお金がはいってます。盗ってください!と言っているようなものです。

もう、今日からお財布はやめてください。

しかも…、中を見せて・・・。わーっ!、カードまで入れているんですか??

最悪です。カードは、腹巻にいれてください。使ったら腹巻に戻して持つようにしてください。

お札はポケットに10€づつ分散してください。

ちょっとお金を使うときは、靴下のすねとか、靴の中に100€とか隠して持って、払う直前にささっと見られないように出してね。

と、完璧なアドバイスをしてもらいました。

ありがとう、S木さん!

もうその瞬間からお財布を使うのをやめ『現金分散10€以下方式』に移行しました。もう、その方式は、日本に帰国するまでずっと続けていました。

 

サン・マルコス修道院、今はパラドール

 

 

517 カミーノ レオン パラドール

サンマルコス修道院の前に出ました。

 

517カミーノ leon レオン 観光日 パラドール玄関

大きい!彫刻がすごい!

いまはパラドール(五つ星の国営ホテル)となっています。

517カミーノ leon レオン パラドール クレデンシャル

レセプションでクレデンシャルにスタンプを押してもらいました。

 

 

レオン大聖堂のステンドグラス

 

さあ、レオンのカテドラル。どんなかな。行こうか!

Kumi3

 

 

517カミーノ leon レオン 大聖堂外観

角を曲がると、いきなり目の前に大きな三つのとんがりが現れました。 

わああ~、すっごーい!

Den

大きい!綺麗~!

Chai

 

中に入ると

 

517カミーノ leon レオン 大聖堂内観

わぁ!ステンドグラスが美しい!

 

綺麗~!素晴らしい~!

なんだか、走馬灯のような、人生のパノラマを表しているストーリーのある図柄でした。

その美しさ、スケールが海に沈む夕焼けやアゲハチョウの柄のように、ダイナミックで、ドラマチックで、気品さ、緻密さがいつまでも見ていたくなるのでした。

ああああ~、素敵だなぁ。

Kumi3

 

517カミーノ leon レオン 教会中

大聖堂の中、祈る人が絶えず行き来していました。

 

 

うっとり!が、がっくり!

 

ステンドグラスに見惚れてうっとり・・・。

 

素敵!天井が高いわ、光が降ってくるわ~!見とれちゃうね。

Kumi3

と、それもつかの間。

おしっこもれるーっ!

Den

と横で真っ青になっていました。

ええっ…そうなの?

Kumi3

がっくり

慌てて一緒に走ることになりました。

カテドラルの中にトイレは無いということでした。仕方なく外に出て、バルを探し、トイレを借りてもらいました。

中をもっと観たかったけどね…。

 

 

517カミーノ leon レオン 大聖堂ステンドグラス外観

待っている間、広場のベンチに座り

 

518カミーノ leon 大聖堂 横アングル

今度はChaiと一緒に外観の美しさに、見とれていました。

巡礼仲間のリアは、これを描きにブルゴスからレオンへ行ってしまった…、

わかる、わかるよ、うんうん、などと思いを巡らせ、再びうっとりと見とれるもつかの間…。

うわあっ!おかん、きゃっ!

Chai

ええっ?やああだああ~

Kumi3

今度は私の頭に鳥の糞が直撃!

 

517カミーノ leon レオン 大聖堂 鳩フン

髪の毛に白いドロンがくっついてしまいました。

またまた、うっとりががっくりに変わりました。

 

レオンの街のあれこれ

 

517カミーノ leon レオン プードル

スーパーマーケットの前でお行儀よく待つプードルちゃん。

 

517カミーノ leon レオン 豚肉 メルカド

食肉売り場で見た豚肉。わあ、リアルだわ~

 

 

517カミーノ leon レオン ライオン水道

町中の水道。

 

 

517カミーノ leon レオン ゴミ箱

街のゴミ箱、テレビのような扉を開けて、ゴミを捨てる。

 

517カミーノ leon レオン お店アクセサリー

ブレスレットを買おうとしたChaiは「14時を過ぎているから、ダメ!」と言われ売ってもらえませんでした。そのあとお店はすぐに鍵を閉めました。

シエスタは絶対!

 

517カミーノ leon レオン 観光日 時計

街角の時計、おしゃれです。なぜか、スペインは温度計がセットでした。

 

517 カミーノ レオン 街 モニュメント塔 ヤコブ

モニュメントはベンチの横にあったりと、見て触れて楽しむことができました。

 

517カミーノ leon レオン エンパナーダ

スーパーマーケットでエンパナーダとアイスクリームを買い、ランチにしました。

 

 

レオンで二つ目のアルベルゲを移動

 

今晩は、レオンにあるもう一つの公営アルベルゲに移動しました。

5階建ての大きなアルベルゲでした。部屋は小じんまりしていてシャワーも温かく、まあまあの居心地でした。

518カミーノ leon アルベルゲレオン 取手とれた

ちょっと、ドアノブが壊れていましたが…。

荷物を置くと、大きなショッピングセンターの看板が見えました。そちらのほうへ行ってみることにしました。

 

おじさん店員の親切は勘違い

 

スーパーマーケットエロスキのライバル?カリファーでした。しかも、とても大きいのでした。1階のフロアに、食料品、服、電化製品、家具まで全て置いてありました。巨大倉庫といったお店でした。

あちこち、スペインの生活用品を見て回りました。

517カミーノ leon レオン サングラス3517カミーノ leon レオン サングラス1517カミーノ leon レオン サングラス2

スーパーマーケットでちょっと拝借~

さて、夕ご飯を探そう。温めて食べる調理済みの冷蔵コーナーへと行きました。

私はピザを買うことにしました。ChaiとDenは、ハンバーガーを手に取りました。

どちらも、電子レンジでチンすれば、チーズもとろけ、ハンバーガーもアツアツになって、なかなかのディナーになるはずです。レジの近くに、電子レンジがあるんでしょ??と勝手にそう思っていました。

それは、日本のお店のやり方を持ち込んでいるのではなく、カミーノの途中に寄ったスーパーマーケットで、買ったピザを温めて食べている人を見かけたことがあったからでした。

な~んだ、日本と同じなのね〜と。

Chaiは、それを見ていなかったので、出来ないに決まってるという様子でした。

じゃ聞いてみるから!と、おじさんの店員さんを見つけ、

「これを今、温めて食べたいのですが…。」とピザとバーガーを見せながら身振り手振りの英語で説明しました。

私の英語もダメだけれど、そのおじさんの英語もダメでした。お互い困った変な笑い顔で、会話を続けていました。

途中で「そうだこっちへ来い!」というゼスチャーが入りました。

私たちは、カルガモの親子みたいに一列に連なって付いていきました。

広ーい!

Den

ずいぶん歩くね!

Chai

売り場の端から端まで歩くようでした。

私は一瞬、従業員用の温めるところがあるのかな、そこを貸してくれるとか???などといった考えがよぎりました。

しかし…、

着いたのは電子レンジ売場でした。

『お買い得80€の電子レンジ』を指さして、にっこり満面の笑顔のおじさんでした。

あー、違うちがう、ちがうんだ~。電子レンジ買いたいんじゃなくて…

Kumi3

でももう、うまく説明できないので「ありがとう。ムーチョグラシアス!」お礼とか笑顔とかをとにかくバラまいて「電子レンジは買わない!」と伝えました。

くくく~っ!

Chai

3人は、笑いをこらえるので精一杯でした。

 

スーパーマーケットグルメ達人

 

品物を戻すのもおっくうになり、そのまま買って出ました。外の芝生で座って夕飯にしました。

もう、いいね、これで。

 

517カミーノ leon レオン 生ピザ、メルカド買い

冷たいピザは溶けていない小さなビットのチーズがポロポロとのっていました。ナイフで切って食べてみると、、

おいしいじゃない。味は問題ない、大丈夫だわ。チーズが伸びないだけよ。

Kumi3

ハンバーガーも同様に、チンしなくても大丈夫!冷たくても味がしっかりついているから食べやすいのでした。

私たちは、ここから、スーパーマーケットグルメ達人に昇格しました。ピザを買って、温めずに食べることが出来るようになってしまいました。

 

置き忘れは自分災害

 

帰りにマクドナルドで、私一人トイレを借りました。そのとき、いくらかのお金、カメラ、パスポートのコピーやら一式入ったショルダーバッグをトイレの壁にかけたまま、皆のところへ戻ってしまいました。

あっ!ないっ! 

Kumi3

すぐ気が付いて戻り、無事に取り戻すことができました。

ああ、たるんでいる!今日、S木さんにチェックしてもらったばかりではないか。

置き引きならともかく

置き忘れは、もう自分災害だ。

こういうことがあると、わたしは自己嫌悪になり、ひどく落ち込んでしまうのでした。

どうしてこう不注意なのだろうか。

ショッピングモールでブレスレット、ピアス、ミサンガを買ってアルベルゲへもどりました。

楽しみのはずの買い物も、選ぶ気力に欠け、楽しめませんでした。

アルベルゲに戻るとDenはテーブルを食堂の壁に付け、一人で壁打ちピンポンに燃えるのでした。

Denはラケットを買ってよかったね~

Kumi3

力無くほめる私でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

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スペイン巡礼の道は子どもと一緒に歩くことが出来ます。英語もスペイン語もダメな母は、二人の子どもの知恵と勘を頼りに歩いた2か月、930km。毎日が驚き、感激、悩み、ケンカの連続。記事を読んで笑えたり、旅気分を味わってもらえたら嬉しい!と思いながら作るサイトです。Kumi3の絵本作品、他の子連れ旅も掲載していきます。
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