サンティアゴ巡礼が教えてくれた学校では教わらないこと

メノルカ島・カミーノ後の子連れ旅/ビーチ驚き/秘伝ロブスタースープ

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618メノルカ島Menorca 横顔インディアン
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「学校に行けないなら、スペインをひたすら歩く旅に出ようよ!」と不登校をきっかけに15歳次女と10歳の弟を連れ、サンティアゴ巡礼・カミーノの旅へ行くことにしました。距離は930km、かかった日数は60日間でした。私は英語もろくに話せないというのに、子ども二人を連れて巡礼の旅に行くなんて…、無謀で巨大なチャレンジでした。けれど、なんとかして現状を打破したかったのでした。カミーノ歩き始めの頃、子どもたちは足元はふらつき、背中のバックパックが重く、疲れと不安のかたまりでした。それが日を重ねるごとに、五感がイキイキと働き始め、途中からはすっかり『カミーノの住人』と化していました。果てしなく長い道のりを、日照りや雨風、岩、泥、草木、動物、見知らぬ街、人々に出会いながら、ひたすらに歩いた終盤の頃には、心と身体の声を感覚的に感じていました。そして、幾度となく起きる不思議な出来事、忘れられない言葉、時には悲しい事件、また、最高に幸せな瞬間、それら全てが、カミーノを歩く前から必要な事として編み込まれていたのかもしれない!…と思える出会いと別れの日々でした。
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バルセロナからメノルカ島へ船の旅

 

バルセロナのサグラダ・ファミリアを見た後、バスステーションに預けてあったバックパックを取りに戻りました。

617バルセロナ 公園バックパック12p

そこで、ピノ(カミーノで出会った巡礼仲間のお兄さん)と待ち合わせ、合流しました。一緒にメノルカ島行きのフェリー乗り場へ向かいました。

 

617バルセロナ 公園ダビデ像

公園を抜けて行きました。

616 バルセロナ凱旋門

スペイン、バルセロナ凱旋門の横を通りました。

 

617バルセロナ 四角チャーチ

これは、てっぺんに十字が見えるので教会かな?

 

617 617バルセロナ 円形チャーチ

これも十字架がありました。円形の素敵な教会。

 

617 617バルセロナランブランス通りビル向かい12p

バルセロナでも賑やかな、ランブランス通りに来ました。

617 617バルセロナランブランス細道12p

リュックを背負っている人なんて、全然いないね。

Den

617 617バルセロナランブランス通り煉瓦12p

ディジュリドゥを、持って歩いている人もいないよね!

Chai

 

617 バルセロナ ランブランス通り12p

あれ何だろう?てっぺんに誰かの像が乗ってるね!

Den

617 バルセロナ コロンブス像

「あれは、コロンブスだよ!」

ピノが教えてくれました。

バルセロナのコロンブス像は、海を見渡すように建っていました。

617 バルセロナ ビルディング

これも教会ね!バルセロナの街の中は、いろんなデザインの教会がたくさんあって面白いわ~!

Kumi3

途中のメルカド(スーパーマーケット)で食料の買い出しをしました。

 

617 メノルカ島フェリー乗り場待合menorca Ferry 12

バルセロナの港に着きました。これから私たちの乗船する船が、待っていました。

バルセロナ発  ⇒ メノルカ島行きチケット

私は大人チケット料金 73.5ユーロ(約9500円)

ChaiとDenは子ども料金一人 45ユーロ(約5800円)

でした。

617 メノルカ島フェリー乗船menorca Ferry 12

21時半に乗船しました。乗り込んでから、なかなか出発しないのでヤキモキしました。

出発したのは、2240

船の中は予想以上に広く、プール、シネマハウスなどがありました。

今日は6月の水曜日、平日の夜。

バルセロナからメノルカ島行きの船旅のお客さんは、ほとんど居ませんでした。

617 メノルカ島 フェリーmenorca Ferry 12

ガラガラの客席の中、シートに座ると直ぐにDenは、くったりと寝てしまいました。

私とChaiは、座席で寝ようと頑張ったのですが、お尻がつらくなってきました。

 

しばらくして

617 メノルカ島 フェリーmenorca Ferry

「寝袋を広げちゃおう!」

とみんな床で寝ることにしました。カミーノで毎日違うアルベルゲのベッドで寝た経験が、どこでも寝られる特技となって身に付いていたのでした。

 

気が付いたら朝7時でした。

船のデッキから朝焼けを見ようと思っていたのですが、

遅かりし~。

 

617 メノルカ島 港 menorca Far

メノルカ島の全貌が見えて来ました。

わあ!こんなに近くまで来てるわ。

Kumi3

慌てて中に戻り、ChaiDenを起こしました。

再び、朝食のバナナを持ってデッキに出ました。

617 メノルカ島 港 menorca 3617 メノルカ島 港 menorca 2

もう着いちゃったの?まだ眠~い。

Den

617 メノルカ島 港 menorca

わあ、『魔女の宅急便』のキキが住んでいそうな街並みね~!

Chai

思っていたよりも大きく、賑やかに栄えた島でした。

 

メノルカ島到着

 

ゴゴゴゴゴゴゴ~ッ

617 メノルカ島 港

船は、メノルカ島の港に着岸しました。

 

617メノルカ港 カフェ

右手、船から階段を降りると、すぐ下にバルがありました。

メノルカ島に着いたら、ホセに電話して迎えに来てもらう約束でした。

 

617メノルカ港 トイレマーク

バルにあった、楽しいトイレマーク♫

 

617メノルカ港 カフェ12

外のテーブルに座り、カフェレチェとコーラをたのみました。

617メノルカ港 ジェノベーゼピザ

バルセロナで買った、ジェノベーゼピザを食べました。

苦手なヤギのチーズのニオイがしましたが、頑張って食べました。

うぐうぐ!みんなもっと食べてよ~。ああ、そしてホセに連絡しなくては!

Kumi3

困ったことに、私もピノも使える携帯電話を持っていませんでした。

公衆電話を使ってみたのですが、何度かけてもホセの電話につながりませんでした。

困ったわ~、なにか地元の番号を入れないと、ダメなのかしら?

Kumi3

違う公衆電話を使ってやってみたのですが、それもダメでした。

バルのマスターに聞こうと思ったのですが、とても忙しそうで、中の調理場で仕事をしていました。

う~ん、誰かに聞けないかな~。

Chai

港に、なかなか通行人が来ないのでした。

もおお、1時間も過ぎちゃったよ~。

Den

あ、あそこ!親切そうな二人!

Chai

カップルがバルにやってきました。

私たちはカップルに駆け寄り、ホセの電話番号のメモを見せました。そして、公衆電話のほうを指し、教えて欲しい!というゼスチャーをしました。

すると、お姉さんが

「オッケー!私のケータイでかけてみるわね。」

というようなこと言いながら、番号を押し始めました。

んん?つながったかな⁈

「オッラー!ホセ??」

相手の声が聞こえるとすぐに、お姉さんは私たちに電話を渡してくれました。

わあ!ホセ⁈  みんなでメノルカ島に来たよ!港で待ってるね!

Den

「オオ!Den~!!」

ホセは、車で迎えに来てくれることになりました。

カップルの二人にお礼にと、公衆電話の時のコインを渡そうとしましたが

「いいよ、いいって!ヨカッタね!」

と言うと、ニコニコしながら行ってしまいました。

ムーチョ・グラシアス!

 

それから、30分ほどしてホセが来ました。

617メノルカ港 ホセ会えた

「こんにちわ!おまたせ~え!」

わはぁ! ホセ、久しぶり~!!

Chai

ホセは日本に来たことがあり、親日家で日本語も勉強していました。

ホセはカミーノ巡礼の時のアルベルゲで、私たちのために怖いおばちゃんと戦ってくれたのでした。

 

ホセの家・猫とゲームとバルコニー

 

メノルカの首都マホンの港から、アライオールへと向かいました。

520メノルカ島 街歩き道具屋

車の窓から見た、お店のディスプレイにワクワクしました。

何屋さんか分かりやすいね!

Den

ホセはカミーノで、素敵なパートナー、エンカルニと出会っていたのでした。

520メノルカ島 街歩き女神像12peh

メノルカ島のシンボル像の前で、みんなの写真を撮りました。

520メノルカ島 街歩き2

ホセの家は、街の通りに面していました。

519メノルカ島 h家 ねこ授乳2

中に入ると長い廊下の先にキッチンがありました。

思いもよらぬ住人?がお出迎えをしてくれました。

519メノルカ島 h家 子猫2匹

かわいい二匹~。

 

519メノルカ島 h家 子猫519メノルカ島 h家 ねこ1

ミュウミュウミュウ~♫ 

519メノルカ島 h家 廊下ねこ

ハ~イ、お母さん来たよ~!

Chai

 

519メノルカ島 h家 子猫1p

「ほれ、かあさん猫、チーズ食べるかい?」

519メノルカ島 h家 母ねこ

「いっぱい食べるにゃ~ん!腹ぺこ 腹ぺこ~。」

 

519メノルカ島 h家 ねこ授乳2

「だって、オッパイあげてますのよ~。」

 

519メノルカ島 h家 父ねこ

凛々しいお父さん猫が椅子の上に鎮座して、こちらを見ていました。

 

階段を上がると、2階にくつろぎのスペースがありました。519メノルカ島 h家テレビ

ホセの妹アンヘラと、甥っ子のリカルがゲームをしていました。

 

519メノルカ島 h家パソコン2r

気が付けば、リカルとDenはパソコンのゲーム画面を見ながら、いつの間にかコミュニケーションをとっていました。

520メノルカ島 街歩き おんぶ2r

その後もリカル(7歳)は、Den(10歳)に

「おんぶしてあげる!」と最大の歓迎をしてくれました。

あら!言葉が通じなくても一緒に遊べるのね!! ゲーム繋がり??

Kumi3

 

519メノルカ島 h家寝袋23テーブル

私たちはこの部屋に荷物を置き、8日間のあいだ寝起きをさせてもらいました。

519メノルカ島 屋根空タオル

二階の部屋の奥に、バルコニーが見えました。

 

519メノルカ島 家 メノルカハウス

良く晴れたバルコニーから、あたりを眺めてみました。

 

519メノルカ島 家 屋根メノルカハウス

メノルカ島の建物は、白い壁と赤いレンガの屋根が印象的!

 

519メノルカ島 家 屋根帽子

Denの帽子もよく乾くね~!

 

519メノルカ島 家 屋根2p

ねえ、ピノはさ。世界一周したんでしょ。どの国が一番よかったの?

Den

そうだなぁ、メキシコ!

ご飯がうまくて、人が親切でさ~。Denもいつか行ってごらんよ。」

618メノルカ島Menorca ターバン2p

ピノはメノルカ島のあと、モロッコ行きを勧めてくれました。スペインのジブラルタル海峡から、フェリーで1時間足らずで行けるというのでした。

「モロッコに行ったら、砂漠でこうやって頭に布を巻くんだよ。」

618メノルカ島Menorca ターバン2

ぎゃはは!かっこいい!

Den

ホセの家のバルコニーで、ティジュリドウの吹き方を練習してみました。

519メノルカ島 屋根ディジュリドゥ519メノルカ島 ディジュリドゥ1

「ずっと、音を鳴らし続けるためには、口で吐きながら鼻で吸うんだよ!」

ブオオォ~..ブオォ..

難しい~!

Chai

 

お昼ご飯は、たいていこのバルコニーで食べました。

519メノルカ島 h家 バルコ二ランチ

カミーノとほぼ同じメニューでした。パンとハムと果物、チップス。

519メノルカ島 h家 バルコ二ランチ2h519メノルカ島 屋根空ビール3

そして飲み物は、子どもはセブンアップ、大人はビール!

この、見晴らがよく日当たりが良いバルコニーは

居心地が最高!

 

メノルカ島のビーチでびっくり!

 

 

618メノルカ 車スタート

「さあ、ビーチに行くよ!」

ホセの号令で、みんな車に乗り込みました。

 

618メノルカ島 海 アヒル Menorca

川と海の境目に、カモやガチョウがくつろいでいました。

 

618メノルカ島 海水浴 Menorca 12phe

暑くなってきたね!海日和~!!

Chai

 

618メノルカ島 海水浴 Menorca 12波

波に向かって猛ダッシュ~!

Den

618メノルカ島 海水浴 Menorca 23ph618メノルカ島 海水浴 Menorca p12砂

「ピノさん、うめまーす!!」

「掘って!中に水が流れてる。手がつながるよ~。」

 

みんなが楽しそうに遊んでいるのを横目で見つつ、私は波打ち際を一人で歩いてみました。

水がきれい!裸足が気持ちいいわ!

Kumi3

ランララン♫ ランララ~ン♫

私は、テクテクと歩き続けました。

メノルカ島の海は、透明度が高いのでした。

618メノルカ島 海透明 Menorca

これは、別の日に岩場から見下ろしたときの海。

メノルカ島の海ってブルーとグリーンに透き通ってるわ。ここって地中海なのよね。あ~、いい風が吹く!

Kumi3

心地よい散歩タイムでした。

私は沖のほうを見て、魚が跳ねないか、足元の波が膝ぐらいに溢れて来ないかを気にしながら、ウキウキと歩いていました。

しばらくの間、歩き続けました。まだまだ、波打ち際の稜線は続いていました。

ふと、砂浜のほうに目をやると… 

えっ⁉

すぐに視線を戻しました。

みんな...

ハ・ダ・カ!

水着を着ている人がいませんでした。

ごく当たり前に地元の家族や老夫婦が、裸でからだの表と裏の甲羅干しをしているのでした。天気も良く、沢山の人々が寝転んでいました。

気が付けば

ハダカの群の中に私一人が水着…。

あひゃ~、水着を着ている私のほうが、恥ずかしくなってきた~。

Kumi3

さらに私は、手にはデジタルカメラをぶら下げていました。サンティアゴ巡礼で、旅のちょっとした瞬間をカメラに収めるのが癖のようになっていました。

ダメだわ!ここではカメラが、イケナイ物 のように思えてしまう…。

Kumi3

私は、なんとなくカメラを水着の腰ゴムに挟み、隠すように歩きました。

地元民のプライベートなくつろぎタイムを乱してはいけないと思いました。

しかししかし、その光景は

とても自然!なのでした。

全身に、特にふだん下着で隠れているお尻部分を日に当て、風通しを良くすることは、とても良い健康法かもしれないと思いました。

私が今ここで、裸になって泳ぎ寝転んだとしても、ここの人たちは何も気にしないのよね…。誰も知っている人もいないし、やってみようか…。

Kumi3

私は、うーん、うーんとあごに手を当て、考えながら歩きました。

ああ、やっぱり出来な~い!

Kumi3

そして、Uターンをして戻ることにしました。今度は速足でした。

ホセに報告!ホセに聞いてみなくちゃ!

もしかして、ここは

世界的にも有名なヌードビーチ

なのかもしれない、、。

 

皆のところへ戻ると、この辺りはビーチの入り口で観光客も多く、水着を付けている人がほとんどでした。

ホセ!みんな裸だったの!ここは有名なヌーディストビーチなの?

Kumi3

ホセは

「ワッハッハー!」と笑って言いました。

「こないだ、メノルカの銅像の前で写真を撮ったでしょう。あの通りなんだよ。」

520メノルカ島 街歩き女神像12peh

「普通に、地元の人は水着なんか着ないんだ。」

そう話している間に、ホセの近所の女性が通りががり、駆け寄って来ました。

「ホセ~!カミーノ行ったんだって!! いつ帰って来たの?」

彼女のオッパイが、ブラブラと揺れていました。ホセも普通に談笑していました。

そして、私たちのほうに向かい

「いつもはボクらも、裸でビーチで過ごすんだ。昔から地元の人はそうなんだよ。今日は、みんながいるから驚かせてはいけないと思って、海水パンツをはいているんだよ。」と言いました。

へええ~!

私たちは、びっくり!しました。

メノルカ島の地元文化に触れたのでした。

618メノルカ島 海水浴 Menorca 2砂

ブへッ!砂食った。

Den

 

618メノルカ島 野原夕焼けEH Menorca

途中、ホセとエンカルニは

「パエリヤを買いに行って来るよ!」と言ったまま二人で3時間近く、どこかへ行ってしまいました。

私たちは、腹ぺこの待ちぼうけでビーチで過ごしました。

まあ、ラブラブだからいいやね!

 

メノルカ島の海探索!

 

618メノルカ島 右岩海風景木 Menorca

岩場の海へ、探索に出ました。

 

618メノルカ島 右岩海風景Menorca

水が透き通っていて、遠くからでも海の底の岩が見えました。

 

618メノルカ島Menorca 山ビーチ後ろ姿

今日は、海水浴ではありません。

 

618メノルカ島 海ボート Menorca

ホセが、バケツとナイフを持ってきました。

 

618メノルカ島Menorca 岩場海12pr

岩の隙間に、カニ、貝、ヒトデ、etc.が出て来ました。

 

618メノルカ島 波止場2 Menorca

コンクリートの壁面に付いている、フジツボみたいな貝を取りました。

 

618メノルカ島 磯遊びウニ Menorca618メノルカ島 ウニ中身 Menorca

浅瀬にウニがいました。その場で割って食べてみました。

甘い~!

 

618メノルカ島 ナマコMenorca

今日の収穫!

ホセの家に戻ると、今夜のディナー作りを始めました。

日本食を作ろうか!

Kumi3

肉じゃがとお好み焼きがいいんじゃない。

Chai

618メノルカ島Menorca ホセ家お好み焼きテーブル

ホセのお兄さんのジョルディはコシーナ(料理人)でした。今日の海の収穫で、貝とジャガイモとチーズを重ねて焼いた一品を作ってくれました。私たちは、お好み焼きと肉じゃがを作り、日本の家庭料理を紹介しました。

 

 

メノルカ島の洞穴探検

 

メノルカ島は、地中海の西側バレアレス諸島にある、面積は屋久島と同じくらいの広さの島です。島中にはっきりと解明されていない洞窟や古代遺跡が豊富にある島でした。

 

今日は、それらを探索するピクニックに出かけました。

618メノルカ島Menorca 田舎道2jr

リカルとDenは、すっかり仲良しゲーム仲間でした。

 

618メノルカ島Menorca 岩場矢印12h

メノルカの洞穴遺跡は、こっち!

ここにも矢印➡があるね!

Den

ホセもChaiもDenもカミーノ以来、久しぶりに見た黄色い矢印にウケていました。

 

618メノルカ島Menorca 岩場海みずうみ風景

海のまわりの岩場を、散策しました。

 

618メノルカ島Menorca 洞窟岩場海ブルーグリン

見て!左の岩壁に穴があるよ。

Chai

 

618メノルカ島Menorca 岩場2r

「うんしょ、こらしょ!」

リカル、がんばれ!

Den

618メノルカ島Menorca 洞窟岩場2r

ヤッホー!

小さなロッククライマーたち!

618メノルカ島Menorca 砂浜散歩2転ぶ

「こっちにも洞穴があるよ~!」

オッケー、コケた~!待って~!

Den

 

618メノルカ島Menorca 洞窟中オール

「中は、けっこう広いよ~!」

 

618メノルカ島Menorca 洞穴2618メノルカ島Menorca 洞穴から風景

こっちの洞穴、あっちの洞穴と探索をしました。

 

618メノルカ島Menorca 砂浜散歩1波打際

洞穴は、海の近くに点在していました。

裸足で砂浜の散歩、気持ちいいね!

Chai

618メノルカ島Menorca 砂浜散歩

もっと、波うち際まで行ってみるぞ~!

Den

618メノルカ島Menorca 砂浜波打際2p

あらら~、パンツまで濡れちゃって!着替えないのよ~。

Kumi3

 

 

メノルカ島の歴史を物語る砲台

 

メノルカ島には、自然で出来た洞穴や、古代の人が残した遺跡だけでなく、近代の建造物も多くありました。

618メノルカ島Menorca 車と平原

駐車場に車を停め、歩き出しました。

ホセは言いました。

「200年前のメノルカ島は、イギリス領だったんだよ。もっと昔、メノルカは、スペイン、フランス、イタリア、イギリス…。各国に狙われたんだよ。その戦いの時に造られた大砲なんだ。」

 

618メノルカ島Menorca 大砲遺跡壁建物

メノルカ島は1713年にユトレヒト条約でイギリスに割譲されました。

1756年、フランスが上陸し一時フランス領となったのですが、7年戦争と呼ばれる戦いの末

1763年、イギリスが奪還しました。

アメリカの独立戦争が始まった時、スペインはメノルカ島奪還のチャンスと考え、フランスと共にアメリカを支援しました。

そして1783年ベルサイユ条約でメノルカ島をスペインに取り戻すことになりました。

 

618メノルカ島Menorca 門

物々しい門構えがありました。

 

618メノルカ島Menorca 大砲遺跡壁23

メノルカ島ラモーラ要塞は、18世紀に英国軍が築いたものでした。

618メノルカ島Menorca 大砲遺跡壁2

塀の上端から、大砲の銃口がのぞいていました。

618メノルカ島Menorca 大砲遺跡

一年中過ごしやすい気候と透き通った海、古代遺跡もたくさんある観光資源いっぱいのメノルカ島、各国に狙われる訳よね。そして、その戦いの産物である大砲跡も、今では観光地のひとつとなっているのね~!

Kumi3

 

618メノルカ島海 サボテンMenorca

メノルカ島は、イビサ島、マヨルカ島と並んで、地中海の楽園と言われているのでした。

 

618メノルカ島海 Menorca he

でも、素敵な人と出合ったなら、どこに居ても楽園だよね!

 

メノルカ島の白いビニベカ・ベル村

 

ホセとホセのお兄さんジョルディは、それぞれ車を出してくれ、白い村へ行くよ!と言いました。

 

520メノルカ島 街歩き港白い船

ホセの家の近くや、町の景色も十分白い家だけど…。

Chai

 

618メノルカ島Menorca 白い街駐車場

そこは、ビニベカ・ベル村といいました。

車を停めて

さあ、探索に出発!

 

618メノルカ島Menorca 白い街入り口

ほんとに真っ白だね!

Den

 

618メノルカ島Menorca 白い街路地

細い道がいくつもあり、迷路のようでした。

 

618メノルカ島Menorca 白い街屋根

毎年、塗り直しをしているので、この綺麗な白が保たれているということでした。

 

618メノルカ島Menorca 白い街教会

13​世紀に建てられた、ゴシック様式の教会がありました。

 

520メノルカ島 街歩き港白い柵

海の青と建物の白が爽やか~!

心地良い散策でした。

 

メノルカ奇岩とモンテトロの丘

 

「さあ、車に乗って!うちのボート見せるよ。」

わあ!ボート持ってるんだ!海で釣りもできるね!

Chai

今日は、港に行くものと思っていました。ところが車は、陸地の中へ中へと行くのでした。

「ほら、これだよ!」

618メノルカ島Menorca Joseヨット

「乗るときは、海まで車で引いていくのさ。」

ああ!そういうことか~!

 

618メノルカ島Menorca Joseヨット2ph

「これがアクセル、それがブレーキ。」

オッケー!海で運転してみたいな~。

Den

 

車に乗り込んで、再び走り出しました。

「これ何に見える?」
ホセが言いました。

618メノルカ島Menorca 横顔インディアン

うーん、キノコ?

Den

ブブ~ッ!

「左側の岩の輪郭をみてごらん。

インディアンの横顔 に見えるでしょう!?」

あ!ほんとだ。頭に頭巾をかぶっているようだね!

Chai

 

618メノルカ島Menorca 水道モニュメント

あら?水道の蛇口‼ アハハ!アイデア冴えてる~!

Kumi3

巨大な蛇口オブジェに感激しました。

618メノルカ島Menorca 見晴らし城駐車場

メノルカ島でもっとも高いモンテトロの丘は、高さ354mありました。

618メノルカ島Menorca モニュメント12エカ

そのてっぺんに、イエスキリストの像がありました。

 

618メノルカ島Menorca 見晴らし一望

丘の展望台から見下ろすと、マオンの街、そしてメノルカ島の輪郭を見渡すことが出来ました。

 

618メノルカ島Menorca 白い教会

13世紀に作られたモンテトロ 教会は、白い壁が青空に映えていました。

 

メノルカ一番のレストラン

 

「お腹すいたかい?」

ジョルディが、聞いてきました。

「メノルカ一のレストランがあるのだけど、お値段がちょっと張るんだ。どうするかい、行くかい?」

ホセが言いました。

ハイ!美味しいなら食べてみたいわ~!

Kumi3

レストランは、岬の端に建っていました。

皆で、パーティーのように大きなテーブルに付きました。

 

まずは、小さなイカのから揚げが出てきました。

レモンをかけて、うまいうまい!

 

618メノルカ島Menorca レストランムール貝

次はムール貝のワイン、ニンニク、香草トマト蒸し。一緒に出て来たメノルカの丸パンをつけ、汁までワシャワシャと食べました。美味し過ぎて、もう一皿たのみました。

 

618メノルカ島Menorca 伊勢エビレストラン乾杯

そして、海鮮パエリヤが出て来ました。お米はごく少なく、エビ、カニ、イカ、魚、ムール貝がゴロゴロと入っていました。大人は白ワイン、子どもはセブンアップ。

みんなでグラスを持って、乾杯!

「サル~!」

 

618メノルカ島Menorca 伊勢エビレストラン皿2

うっま~い!

Den

スープを丸パンに付けて、これまたペロリときれいに食べました。

 

618メノルカ島Menorca レストランケーキ

デザートは、メレンゲのケーキが出て来ました。このパフォーマンスがすごい!

テーブルに来た時、ウェイターがケーキにオレンジリキュールを掛けて、火を点けました。

ボワッ‼🔥

うひゃっ!

Den

ケーキが燃えました。

直ぐに火は消え、オレンジの香りが立つケーキをスプーンでひと口

パクリ!

Chaiが声を上げました。

わあ!これアイスクリームだよ!!

Chai

ホセとジョルディが、ニヤニヤしながら見ていました。

「ウヒヒ!びっくりしただろ!」と言いたげでした。

ああ、まんぷく満足しあわせ~!

私たちは、お腹がパンパンに膨れ上がりました。

全て食べ終わり、支払いの段になりました。

ホセは

「3人で50ユーロだけ、出してくれるかい?」と言いました。

もちろん!

もっと費用が掛かったはずですが、あとはご馳走してくれたのでした。

 

618メノルカ島 岩場Menorca12ph

海辺を散歩して、満腹をすこし散らしました。

 

秘伝!ロブスタースープ(カルデレタ・デ・ランゴスタ)の作り方

 

なんと今日は、昨日の最高に美味しかったレストランのシェフが、ホセの家に来ました。

そういえば昨日の会計の時、何やら厨房に声を掛けて、交渉しているようなやり取りがありました。

コシーナ(料理人)のジョニーは、大きなバッグを持って来ました。

618メノルカ島Menorca  ジョニー

ホセの家のキッチンで、ロブスターのスープ(カルデレタ・デ・ランゴスタ)を作ってくれるそうです。

 

618メノルカ島Menorca 伊勢エビ1匹618メノルカ島Menorca 伊勢エビ2匹618メノルカ島Menorca 伊勢エビ3匹

1ロブスター!  2ロブスター !! 3ロブスター!!!

実はピノは、昨日メノルカ島を離れる予定でしたが、ジョニーが今日、ロブスタースープを作りに来ると聞いて、出発を延期したのでした。

「本場のロブスタースープの作り方、見たいっす!」

618メノルカ島Menorca 伊勢エビ横顔

勢いよく暴れる巨大ロブスターは、新鮮そのもの!

ロブスター、元気が良くて掴むの怖~い!

Chai

ジョニーは、慣れた手さばきでザクザク、サッサと切り分け、大鍋に放り込みました。

618メノルカ島Menorca 伊勢エビスープ平鍋殻と身

大きなお鍋に、ロブスターの身がぎっしりと盛られました。

うひゃっ、まだ動いてる!

Den

618メノルカ島Menorca 伊勢エビスープパン鍋に肝など618メノルカ島Menorca 伊勢エビスープパン鍋にちぎる

ロブスターの腹わたや卵などは、別の深鍋に入れました。

 

618メノルカ島Menorca 伊勢エビスープパンナッツ入り

そこに水、パセリ、松の実、バケットパン、トマトペースト、オリーブオイル、塩、コショウ、ワイン、を入れ、火にかけました。(ピノ曰く、ジョニーは、何か特別な手作りソースをペットボトルに持って来ていて、入れたそうです。お店の秘密のタレかもしれません!)

618メノルカ島Menorca 伊勢エビスープパンナッツミックス618メノルカ島Menorca 伊勢エビスープミックス溶ける

全体に煮えたところで、ハンドミキサーをかけ、スープを滑らかにしました。

これで、スープは出来上がり!

618メノルカ島Menorca 伊勢エビスープ完成

さっきのぶつ切りロブスターの大鍋に、スープを注ぎ入れました。

グツグツ煮立てて

出来上がり~!

618メノルカ島Menorca  伊勢エビスープ鍋盛り

お皿に盛り分けてくれる時の、ワクワク感

 

618メノルカ島Menorca  伊勢エビスープジョニー盛り

「いっぱいあるよ!お代わりしてくれ~!」

618メノルカ島Menorca  伊勢エビスープアップ

いっただきま~す!

Chai

ロブスターのボリューム満点!

618メノルカ島Menorca  伊勢エビスープ1皿

なんて、美味しいんだろう!!!

ロブスターの身と殻から出たスープと、具材からのうま味が満載!

ムイ・ビエーン!

後にも先にも、こんな贅沢で美味しいロブスターのスープ(カルデレタ・デ・ランゴスタ)に出会うことはありませんでした~!

618メノルカ島Menorca  ねこ鍋ペロリ

鍋は見ての通りカラッポ!

猫もこの味は放っておけません!お父さん猫が、なべ掃除に来ました。

 

メノルカ島で寿司パーティー

 

私たちは、ホセ一家に大変お世話になりました。

ねえピノ、お礼に江戸前寿司を作ろうと思うのだけど、ピノは魚さばけるかな?

Kumi3

ピノは、日本でプロの料理人でした。
「いいっすね!出来るっすよ。車出してもらって魚市場に行ってもらいましょ~。いいネタを仕入れないとね。」

ホセにお願いして、私たちは魚市場へ車で連れて行ってもらいました。

ピノは、カサゴやイカの鮮度を入念に調べました。匂いを嗅ぎ、目の色をみて、エラをめくっていました。そして、マグロは赤身が塊りで売っていました。塊り二つをお願いすると34ユーロでした。30ユーロにおまけしてくれたけれど、日本円にして4000円ほどでした。

やっぱりマグロは高いのね。日本と同じか、もっとするかもね~。

Kumi3

618メノルカ島Menorca 金目鯛正面618メノルカ島Menorca 金目鯛

カサゴちゃん、お寿司になってね!

ホセは以前、日本に旅行で来たことがあり、それで日本文化、日本食をよく知っていました。やはり寿司は大好物!でした。

それどころかホセは、炊飯器すまきなどの道具を買い揃え、持っていました。

「時々、日本食を作っているんだ。のりもあるよ!」とあれこれ準備してくれました。

まずはシャリ!

ご飯を炊きました。

キッチンでピノが次から次へと魚をさばき、江戸前寿司のネタをきれいに切り揃えてくれました。

Chaiが酢飯を作ってくれました。

618メノルカ島Menorca ホセエカニしゃり

ホセとエンカルニが、すし飯を握り始めました。

おお!なかなかいい手つきですね!

Kumi3

 

618メノルカ島Menorca アンのりまき618メノルカ島Menorca ホセのりまき

一人一本ずつ、のり巻き体験!

618メノルカ島Menorca ホセ家1のりまき618メノルカ島Menorca ホセ家2のりまき

ChaiとDenも日本代表!

618メノルカ島Menorca ホセ切るのりまき

「のり巻きが、つぶれませんように~!」

 

出来たっ!!

618メノルカ島Menorca ホセ家のりまき

ジャ~ン!

 

618メノルカ島Menorca ホセ家寿司全て

ジャジャジャーン!!!

 

618メノルカ島Menorca ホセ家寿司テーブル

寿司ディナーは大成功!

 

まだまだ、メノルカ島ライフは続きます。

次回は、メノルカ島最大の『馬追い祭り』を紹介しますね!

 

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「学校に行けないなら、スペインをひたすら歩く旅に出ようよ!」と不登校をきっかけに15歳次女と10歳の弟を連れ、サンティアゴ巡礼・カミーノの旅へ行くことにしました。距離は930km、かかった日数は60日間でした。私は英語もろくに話せないというのに、子ども二人を連れて巡礼の旅に行くなんて…、無謀で巨大なチャレンジでした。けれど、なんとかして現状を打破したかったのでした。カミーノ歩き始めの頃、子どもたちは足元はふらつき、背中のバックパックが重く、疲れと不安のかたまりでした。それが日を重ねるごとに、五感がイキイキと働き始め、途中からはすっかり『カミーノの住人』と化していました。果てしなく長い道のりを、日照りや雨風、岩、泥、草木、動物、見知らぬ街、人々に出会いながら、ひたすらに歩いた終盤の頃には、心と身体の声を感覚的に感じていました。そして、幾度となく起きる不思議な出来事、忘れられない言葉、時には悲しい事件、また、最高に幸せな瞬間、それら全てが、カミーノを歩く前から必要な事として編み込まれていたのかもしれない!…と思える出会いと別れの日々でした。
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