サンティアゴ巡礼が教えてくれた学校では教わらないこと

36/60物は指先から離れた時点で所有権失う/カミーノは見てるから!

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521 カミーノ アストルガ スモデフレサ サンティアゴ巡礼 バル
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「学校に行けないなら、スペインをひたすら歩く旅に出てみない?」と15歳次女と10歳の弟を連れ、サンティアゴ巡礼(カミーノ)の旅へ行くことにしました。私は英語もろくに話せず、そんな体で子ども二人を連れ、海外の巡礼に行くなんて…、巨大なチャレンジでした。けれど、なんとかして現状の流れを変えたかったのでした。歩き始めの頃は、背中のバックパックが重く、足元はふらつき、疲れと不安のかたまりでした。果てしなく続く長い道のり、日照りや雨風、時には雪!、ごろごろの石道、泥道、草や木に囲まれ、自由に歩きまわる動物、見知らぬ町、様々な国の人々と出会いと別れ、そしてひたすら、ひたすらに歩く日々でした。しかし巡礼終盤になると、子どもたちは、自然の声を、心と身体で聞いているかのようでした。そして『カミーノの住人』と言えるような自由さで、旅の不自由を楽しんでいました。歩いた距離は930km、かかった日数は60日間でした。
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5/21(金)→サンタ・カタリナ・デ・ソモサ オスピタレラの仕事  9.5km/€52 民間ナイスシャワー @€5×2

 

昨日トモコさんは、私たちとおしゃべりをした後、またオスピタレラの仕事に戻りました。

国籍不明のお姉さんと英語で面談をしていました。なんだか、盗難にあったとかで。警察や大使館などの情報をシェアしていました。

オスピタレラって宿泊の世話だけでなく、いろんなお仕事があるのね~。言葉が流暢じゃないと務まらないわ~。

Kumi3

 

レモンソーダの所有権

 

国籍不明のお姉さんは、私たちに

「ヨガマットをいらないかしら?もう使わないのよ。」と声を掛けてきました。パリに住んでいるイラストレーターなのだとか。ChaiとDenも一緒に、少し話しました。

朝ごはんの時、その彼女がドアを開け食堂に入って来るのに気が付きました。挨拶をしようと、何気なくタイミングをうかがって居ました。

すると彼女は、ドアのすぐ横にある冷蔵庫を開けました。中を一べつすると、昨日Denが冷蔵庫のドアポケットの一番はじに置いておいたレモンソーダを手に取り、プシュッと開けグビグビ~と飲み始めました。

Denもそれに気が付き

あ~っ!

Den

大声をあげ、イスをガタンッ!と外し立ち上がりました。

それを知ってか知らずか、彼女は素早くドアを後ろ手で閉め、出て行ってしまいました。

Denは逆上して

Denのレモンソーダあぁ、あの人飲んじゃったあ〜!

Den

と叫び、地団駄を踏みました。

ひどいね~!

Chai

私は状況を考えました。

あららら~、、、確かにDenのレモンソーダだけれど、うーん、せめてマジックで名前を書いておけばよかった…。

私はまあまあ…、とDenをいさめる事にしました。

昨日、トモコさんが言っていたこと覚えてる?「ここは日本じゃないのでね。指先から離れた時点で、ボールペンだってチョコレートだって、所有権が無くなるのですよ。」って話のこと。

Kumi3

Denは、まだ怒りに燃えていました。キッチンルームの他の巡礼者たちが「どしたの?」とChaiに聞いてきました。そして事情を知ると

「ペケーニョ、これ、あげるよ!」

コーラ1缶、コラカオ2袋、キャンディが5個がDenの目の前に集まりました。

わあ、もっと多くなったね!

Kumi3

まあ、ね….。

Den

カミーノは、ちゃんとどこからか見ていてくれ、Denに代わりの物を与えてくれたようでした。

 

アストルガのローマ博物館

 

アストルガのローマ博物館のタダ券をもらいました。

行ってみると、石のレリーフ、いし、イシ、石、石、石の展示でした。

ちょっと、内容が地味なのとそれに関するスペイン語の説明が読めなかったこともあり、ChaiとDenは、さらっと通り過ぎてしまいました。よく見ると、かなり凝ったレリーフで、その意味が気になったのですが…。

521 カミーノ アストルガ サンティアゴ巡礼 石博物館1521 カミーノ アストルガ サンティアゴ巡礼 石博物館2

そして石垣の映画を観ました。

博物館内は、私たち3人のみでした。受付の人になんだか悪い気がして、もう一度じっくりと石の展示を観て廻りました。

アストルガの歴史

アストルガの地で紀元前14世紀に都市が形成されました。スペインの主要都市だったのですが、徐々に衰退していました。その後、カトリックの巡礼が始まり、再び賑わいを取り戻しました。3世紀の城壁など発掘された出土品が、このローマ博物館に展示されていたのでした。

※参考文献:聖地サンティアゴ巡礼(日本カミーノ・デ・サンティアゴ友の会)

 

アクセサリー屋の怪しいおやじ

 

さあ、買い物の時間です。昨日、チェックをいれておいたアクセサリー屋さんに、突撃!

素敵な色とりどりのストーン、宝石。

わあ!いいなあ、素敵な石たち~!。

Chai

石は石でもさっきの博物館の石とは違うね〜。

Kumi3

ミサンガ、ビーズ、皮製品、ブレスレット、イヤリング、首飾り、銀細工…。観光客の買いやすい金額で、ごちゃごちゃと並べてありました。それがまた、掘り出し物を探す楽しさがそそりました。

私とChai は、すっかり買い物モードに入ってしまいました。

Denは、即!飽きてしまい

まだ~?まだなの??

Den

と私たちへの攻撃が始まりました。

ね、ね、1ユーロでとなりのkikos(お菓子屋)でグミやら何やら明日のおやつ買っておいで。ゆっくり選んでね。じ~っくり考えてから買うのよ、いいね!

Kumi3

と言い添えました。

Denは、お菓子屋さんとアクセサリー屋さんを出たり入ったりしていました。

そしてDenは、どぎつい青グミ?ガム?アイス?を食べ、舌が変な色でした。普段なら「そんなのよしなさいよ!」と言いたくなるのですが、今は「いいわよ、もっと食べてていいから~!」放置でした。(ひどいね、私たち…。)

この青い石、素敵ね~。お姉ちゃん好きかも。

Chai

やっぱりスペインはシルバー細工が名物なのね~、ホタテ貝のピアスもかわいいね~!

Kumi3

なにしろ、かさ張るもの、重いものは、持っていけないのです。お土産はアクセサリーが一番!

そしてこのお店は、探せば探すほど面白い物が出てくるのでした。

また、ここのおやじがちょっとすごい。魔法使いみたいな怪しげな雰囲気がぷんぷんと漂うのでした。

521 カミーノ アストルガアクセサリー屋 オヤジ サンティアゴ巡礼 

けれど、威圧感がなく、優しい放置な感じの接客に、いい人だな心やさしいヒッピーなのかな…、と勝手に解釈していました。

さらにお金を払うとき、言わないのにおまけをしてくれました。

店を出るとき、おじさんは私たちを呼び止め、お椀の中に入っている沢山の小石を指し

「目をつぶってひとつ取りなさい。」と言いました。それは、どうも占いのようでした。

私がまずやってみました。つまみ上げた石は深い緑色

するとおやじは

「この石の意味は『愛』だ。」

次にChaiがつまみました。それは白い透明な石でした。

「その意味は『集中力』じゃな。」

最後はDenの番です。

紫色っぽい石を取りました。

「その意味は『パワー』じゃ。」

それぞれの言葉を、各自とても気に入りました。ほっくりいい笑顔になり店を出ました。

「愛」か。いいなあ。いい言葉もらったなあ。カミーノのプレゼントだわ!

Kumi3

日本に帰ってから、高校受験があるものね。「集中力」が必要よね!

Chai

「パワー」って強そう!うひひ!

Den

 

ガウディの作った美しい教会

 

少し歩いたところで、ギターの音に気が付きました。

 

521 カミーノ アストルガ ガウディ教会前ギターおやじ サンティアゴ巡礼 

ガウディの作った教会の入り口で、おじさんがギターを弾いていました。近づくとびっくりするほど激しく弾きまくるパフォーマンスを見せてくれました。

ギターケースにコインを入れておくれー‼︎という

迫力200%の演奏でした。

実際にものすごい速弾きでした。その絡み付くようなギラギラした目つきド迫力でした。

ハイ、了解ですっ!

Kumi3

1ユーロコインを入れると、ヒステリックな演奏は穏やかになりました。

ふう〜、通れるわ…。

521 カミーノ アストルガ ガウディ教会 12 サンティアゴ巡礼 

ガウディの作った教会は、素晴らしいデザインでした。お城のよう。

中に入ると不思議な気持ちになりました。

 

521 カミーノ アストルガ ガウディ教会中から サンティアゴ巡礼 ステンドグラスから入る昼間の光が、幻想的な感じだからかしら。

しばらくそこに、佇んでしまいました。

 

生絞りオレンジジュース: Zummo de Naranja

 

昨日、Denがオスピタレラのトモコさんに聞いていたのは、オレンジがコロコロと転がって中に入り、ギューっと絞られ、ジュースが出てくるというマシンのことでした。

バルやスーパーマーケットで見かけていたのですが、それで作ったオレンジジュースを飲んだことがありませんでした。

たまたま、トイレを借りたバルに、そのマシンがありました。

オレンジジュース、頼んでみようよ!

Chai

 

521 カミーノ アストルガ ズモデナランハ おじさん サンティアゴ巡礼 バル521 カミーノ アストルガ ズモデナランハ2 サンティアゴ巡礼 バル

おじさんが、オレンジをいれました。

コロコロコロ~。

521 カミーノ アストルガ ズモデフレサ サンティアゴ巡礼 バル521 カミーノ アストルガ スモデナランハ オレンジジュース サンティアゴ巡礼 バル

ジュースが絞り出され、カップにたまります。絞りたての贅沢!おいしい~!!

スモ・デ・ナランハって言えばいいんだね!

Den

道すがら、見つけた洋品店で涼しそうな青に白のチェックのひざ下ズボンを、Chaiに買いました。アルベルゲでシャワーを浴びたあと、リラックスしてはくのに丁度いい感じでした。

暑くなってきたから、こういう楽々パンツ、欲しかったのよね~!

Chai

 

エンドレスなお別れの挨拶

 

スーパーマーケットで今日の食糧を仕入れました。さあ、楽しい街探査は終わりです。買い物とガウディの教会で、だいぶ予定時間をオーバーしてしまいました。

アルベルゲに戻り、ランチにしました。クリスティーナがイチゴを分けてくれました。コーンフレークと牛乳をかけて食べました。

アルベルゲに預けてあるバックパックを取り

521 カミーノ アストルガ サンティアゴ巡礼 オスピタレロと一緒に

オスピタレラのトモコさんと写真を撮り、ハグをしてお別れしました。

いろんな情報を、ありがとうございました~!!

Kumi3

外に出ると

あ、ケニアがいる!!

Chai

巡礼犬のケニアが見えました。

521 カミーノ アストルガ アルベルゲ 玄関 ケニア アップ サンティアゴ巡礼 

二人は駆け寄りました。ChaiとDenはケニアと一緒に歩いているイニゴも大好きでした。時々アルベルゲに着くと「イニゴとケニア、来てるかな~?」と気にしていました。

ケニアは雑種の茶色いおばあちゃん犬、初めて会ったのは、プエンテ・ラ・レイナでした。その後も、ちょこちょこと姿を見掛けていました。

ケニアは利口で大人しく、吠えたところを見たことがありませんでした。石を投げると口にくわえ、素早く取ってくるのでした。

イニゴは「犬が一緒だとアルベルゲに泊まれないことも多くてね。のんびり、野宿も織り交ぜながら旅をしているんだよ!。と言いました。

イニゴはゼスチャーが大きくて情熱的、タトゥーがいっぱいの陽気なイケメンのお兄さんでした。スーパーモデルのような超かっこいいお姉さんと、いつしか一緒に歩いていました。

 

521 カミーノ アストルガ アルベルゲ 玄関 ケニア サンティアゴ巡礼 

アルベルゲの玄関でさよならの挨拶をしたのですが、

ハグしてキスして手を振って

おしゃべりをしてはまた

ハグしてキスして手を取って

頑張れよ!、えらいな!、チャンピオンだナ!とまた

ハグしてキスして手を振って。

私たちは、一緒に街探索をしたクリスティーナを待っていたのですが、建物からなかなか出てこないのでした。

イニゴと情熱的なお別れの挨拶がエンドレス...

キリが無いわ~!

Kumi3

思い切って、出発することにしました。

「クリスチーナ、先行くね。」きっと、どこかで会えるだろう。目指すアルベルゲは一緒なのだから。目指す町は8㎞先でした。何てことない距離だしね!

 午前中、アストルガを探索したので、出発は午後1時半を回っていました。

 

カミーノ5月、半端ない暑さ!

 

歩き始めました。

521 カミーノ アストルガ 街歩き出す サンティアゴ巡礼 

ガウディの教会を、横目に見ながら歩きました。

 

521 カミーノ アストルガ 教会遠目 サンティアゴ巡礼 

アストルガの教会です。

 

521 カミーノ アストルガ 教会アップ サンティアゴ巡礼 

このアストルガの大聖堂は1471年から建築がはじまり、完成したのは18世紀でした。3世紀掛けて、建造されたわけです。そのため、後期ゴシックからバロック様式が建物の中にみられるのでした。

 

521 カミーノ アストルガ 街終わる 12 サンティアゴ巡礼 

直ぐに、クリスチーナが追いついてきて、私を抜かしました。

 

521 カミーノ アストルガ 左手レンガ 12 4 サンティアゴ巡礼 

ヤング3人は速足でした。

 

521 サンタ・カタリナ・デ・スモザ 124 振り返る 左手クロス墓

ママー、遅いよ~。大丈夫~?

Chai

また、言われてしまいました。

 

521 サンタ・カタリナ・デ・スモザ 124 三人後ろ姿

3人の後ろ姿をパチリ!

 

521 カミーノ サンタ・カタリナ・デ・スモザ  田舎道左手林

けれど、やはり、Denが遅れてきました。クリスティーナとChaiは速足でした。

 

521 サンタ・カタリナ・デ・スモザ 途中の町 2後ろ姿

暑い~!この町はアルベルゲはないんだって…。

Chai

通り過ぎました。

 

521 カミーノ サンタ・カタリナ・デ・スモザ  水道 水飲み12

水道がありました。AGUA POTABLE= 飲料水

ゴクゴクゴクッ~!5月なのに、なんでこんなに暑いの~⁈

Den

 

521 カミーノ 水浴び2 サンタ・カタリナ・デ・スモザ  サンティアゴ巡礼

もう、頭から水をかぶったよ〜!!

Den

しかし、垂れるしずくも、みるみる乾いていくのでした。

 

521 カミーノ サンタ・カタリナ・デ・スモザ  1リンゴかじる

リンゴをかじり休憩~。

 

521 カミーノ 三人124 後ろ 斜めから サンタ・カタリナ・デ・スモザ  サンティアゴ巡礼

一本道は続きました。

 

521 カミーノ 三人 2遅れ田舎道 サンタ・カタリナ・デ・スモザ  サンティアゴ巡礼

あ~ん、追いつけないよ~。

 

521 カミーノ 12後ろすがた 田舎道 サンタ・カタリナ・デ・スモザ  遠くに町見える 12 サンティアゴ巡礼

あ、あれ!教会かな?

 

521 カミーノ 12後ろすがた 田舎道 サンタ・カタリナ・デ・スモザ  町見える サンティアゴ巡礼

この町だね!向こうに見えるのはソモサの教会でした。

新しい建物の民間アルベルゲに入りました。そこはバルが付いていてキッチンはありませんでした。けれどシャワーがとてもいい具合でした。

温かいシャワーで汗を流すと、疲れも流れて出ていくのでした。

 

 

これ、昼ご飯?晩ご飯?

 

夕飯は、アストルガのスーパーで仕入れたもので済ませました。途中で合流したクリスチーナは、ピルグリムディナーを頼みました。

 

521 カミーノ サンタ・カタリナ・デ・スモザ ディナーレタス サンティアゴ巡礼

パンハムチーズ果物を同じテーブルで一緒に食べました。

時間は夕方の6時でした。スペインの日は長いのです。日が暮れる夕焼けタイムが9時半ぐらいでした。

ねぇ、これって昼ご飯?、晩ご飯?

Chai

え?いちおう晩ご飯なんだけど…。

Kumi3

そうだよね。なんかお昼のような気がしちゃう。ぜんぜん暗くないし。それにいつもビスケットやパンやリンゴを、休憩にも食べているから、どれが本当の食事なのか、わからなくなっちゃった~。

Chai

確かに、そうでした。

スペイン人は夕方5時6時にお昼ご飯が普通でした。夕ご飯は夜10時過ぎからビール、ワインを飲みながらゆっくりと食べるのでした。

睡眠時間が短くならないのか、とても不思議に感じました。子どもも夜10時にサッカーをしている姿を何度か見かけました。

それは別段、とがめられるわけでもない、まだ遊んでいい時間のようでした。夕飯ができるまえの30分といった感じでした。

シエスタでお昼寝をしているから大丈夫なのかしら…。

活動時間の長い、エネルギッシュなライフスタイルに舌を巻きました。

私たちは巡礼があるので早寝早起き、日本の時間の流れで暮らしていました。各国の巡礼者もそうでした。たいてい朝6時過ぎに朝食。12時に昼食、夜6~7時に晩御飯、9時過ぎに寝るようでした。

 

外のテーブル横に、カエルの口に鉄の分厚いコインを投げ入れるゲームがありました。

 

521 カミーノ サンタ・カタリナ・デ・スモザ カエルオブジェ 口開き サンティアゴ巡礼521 カミーノ サンタ・カタリナ・デ・スモザ カエルオブジェ サンティアゴ巡礼

それっ!やった~!

シンプルで、意外と面白く、みんなでハマってしまいました。

突然Chaiが

ギャッ!

Chai

521 カミーノ 鳥のふん スペイン巡礼

今日、アストルガで買ったばかりのズボンに、鳥のフンが直撃!したのでした。

クリスティーナがすかさず

「ラッキ~!!」と笑顔で叫びました。

 

 

取引、ゲーム€1で20分!

 

Denは、食後ちょっと元気がありませんでした。聞いてみると

少しお腹が痛い~。

Den

とへこたれていました。

ここのアルベルゲ、コインパソコンがあったよ。1ユーロでゲームを20分やらせて~!、そしたら何があっても明日は20㎞歩くから!

Den

という取引きをしてきました。

ほんとかな~?絶対だよ!

Kumi3

絶対の絶対‼︎!

Den

気力で、体調を取り戻すこともあるので、許可しました。増してDenは、大人と足の長さが違うので1.3倍ぐらい歩数が多いかもしれません。また今日は、私とChai が買い物をしたくて出発を遅らせたので、最も暑い時間に歩くことになってしまいました。そのことも少しDenに悪かったかな~と思ったのでした。

ちょっと、こそくなやり方が気に入らないんだけどね….。

Kumi3

 

3人でベッドは2つでいいですよ!

 

部屋は、赤いパイプの2段ベッドでした。この頃は

ベッドは2つでお願いします。

Chai

とレセプションで言うようにしていました。節約になり、安全策にもなりました。

2つベッドを取ると、たいてい一つの二段ベッドをあてがってくれるのでした。一人だけ離れたりすることがないのでした。

上の段にChai、下の段に私とDenが寝袋を並べ寝るようにしました。Chaiは、寝ている時、あまり動かないので、ベッドの上の段でも大丈夫でした。

Denは、寝ぼけと寝相の悪さからベッドの下の段でないと心配でした。

一度、ベッドの下の段で寝ていた時、私は夜中のトイレへ行こうと目を開けたところ、上の段のベッドからべローンと寝袋が下がってくるのが見えました。

ん?なんで?と見ていました。と次の瞬間、ドサッ!と女の人が寝袋ごと落ちてきました。

女の人は

「ううっ!」っと、うめいた後、

わりとすぐに寝袋から出て立ち上がり、またベッドの上の段に戻っていきました。怪我がなさそうでよかったものの…。

ひえっ!大人でも落ちる人いるのね。怖~い!!

Kumi3

 

 

 

 

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