13/60カメラ忘れ取り戻し作戦!水切り遊び・日本語で話す気楽さ!

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428矢印
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スペイン巡礼の道は子どもと一緒に歩くことが出来ます。英語もスペイン語もダメな母は、二人の子どもの知恵と勘を頼りに歩いた2か月、930km。毎日が驚き、感激、悩み、ケンカの連続。記事を読んで笑えたり、旅気分を味わってもらえたら嬉しい!と思いながら作るサイトです。Kumi3の絵本作品、他の子連れ旅も掲載していきます。
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4/28(水) →ログローニョ / イースターバーニーチョコの朝食 10km/€29 大聖堂が素敵 公営 @€5×2人

 
427イースターバーニーチョコ
今朝は、イースターバーニーチョコを食べました。
 
チョコレートでフル充電した感じです。今日は頑張れるね!
朝からのんびりしてしまったため、私たちはアルベルゲを出るのが一番最後になってしまいました。

3人が玄関ドアを出た直後、オスピタレロはアルベルゲに鍵を掛け、立ち去っていきました。

 

 

カメラ忘れた!

 
角を2つ曲がったところでChaiが
 

あーっ、カメラ忘れた!

Chai

えーっ!ほんとに⁈  大変だ、戻ろう。

Kumi3

ドンッドンッドンッ! 玄関のドアを叩きましたが、誰も出てきません。
そうよね、さっき行っちゃたの見たものね。カメラはどこに忘れたの?と聞くと
 

キッチンのイス

Chai

ありゃりゃ〜。いま8時20分かー。
今日、アルベルゲが開くのは13時か14時ぐらいだね、、。
仕方ない、玄関の横で待っていようか、、、。
 
5、6時間待つことになります。今日一日、無駄になってしまいそうです。
 

うーん、ただ待っているだけじゃ、もったいない、、、よし!ダメもとで、キッチンの窓から入ってみようか。カメラ取り戻し作戦だ!

Kumi3

Chaiにはアルベルゲ玄関の横で、荷物を見ててもらうことにしました。いつスタッフが来るかわからないので待ちながらです。もし、スタッフが来てアルベルゲが開いたら、真っ先にカメラ忘れました!」と食堂へ探しにいきたいのです。
 
Denと私は建物の周りを歩くと、食堂の壁の下を発見しました。窓の位置は高く1階と2階の中間の高さにありました。ここは身軽な「ねずみ小僧Den」の出番です。私はDenを肩車して、立ち上がりました。
 

重っ、ぐわっああ〜!どう、届きそう?

Kumi3

もうちょい、んん〜っ 届いたっ!よいしょ

あー、だめだっ鍵かかってるよ〜

Den

残念〜。ゆっくり降りて〜。
 
カメラ取り戻し作戦は、失敗に終わりました。
 
 

子どものホームレス

 
 
仕方ない、おとなしく待つことにしよう。
Chaiと私は、荷物整理をしたり、日誌を書いたりして時間を潰しました。
 

寒い、寒くて居られない!

Den

 
 
 
428伝寝袋
道に寝袋を広げ、寝ることにしたようです。
あら〜、子どもホームレスですか?
 
確かに、この日は風が冷たく、4月とは思えない気温でした。
 
 

お掃除のおばちゃん現わる

 
 
11時頃、お掃除のおばちゃんが現れました。
 
私たちは駆け寄り、カメラを忘れた事を話しました。すると、おばちゃんは中に入り「これかしら?」と黒いカバーに入ったカメラをぶら下げて出てきました。
 
 
428カメラあった
あー、それです。それそれ!
 

ムーチョ 、グラシアス‼︎  あ~、よかった‼

Chai

さあ、仕切り直して出発だ〜!
 
 
 
428ビアナ町はずれ
街のはずれ。
 
 
428まど、教会ディスプレイ
窓のディスプレイ。
 
 
 
428途中の教会
素朴な教会。
 
 

石拾い

 
 
428分かれ道伝茶
歩きながらDenが石を拾いました。
 

これ、見て〜。白くてちょっと透き通ってるよ!

Den

あ、ほんとだ。ちょっと水晶っぽいね。

Kumi3

カミーノの道は、けっこういろんな石が見られました。水晶っぽい半分透き通ったものもあれば、平ぺったく手でポキポキ折れるもの、ガラガラした茶色の石と、道草の種はたくさんありました。
 

早く行こうよ!

Chai

早く進みたい派のChaiはニラんでいます。
 
 

人は同じことを考える

 
 
 
私は歩きながらトイレスポットを探しました。
 
428道伝茶まっすぐ
今日は両サイド、物陰が割とちょこちょこあるじゃないですか。よしよし。

トイレの近い私は、歩きながらもプライベートスポットのチェックは常に怠らないのでした。

まあ、この辺でいいか。
 
その木の裏側の根元あたりは、ちょうどいい目隠しでした。でも、念には念を入れて、さらに奥のほうがいいかな。ふふふ、私って用心深いわ〜!と思いながら奥へ進むと、あら不思議、おんなじこと考えるんだね、人って。
 
「形跡」がそこに集中していました。
 
 
 

コウノトリの巣

 
 
歩いていると、鉄塔や教会の屋根に、コウノトリの巣を発見しました。
 
428コウノトリ鉄柱
その存在感ときたら!とにかくデカイ!のです。
日本なら絶対に撤去されてしまうなぁ。
 
 
428コウノトリ大
ヨーロッパでは赤ん坊や幸福を運ぶ鳥とされて、コウノトリの巣は大事にされているそうです。
 
 
 

矢印の雲

 
 
 
途中、矢印の形をした雲をみました。飛行機雲とはちがうようです。
 
 
428矢印
なんだか「Go!行けよ、大丈夫だから!」って応援されている気分になりました。
 
 
 

水切り大会

 
 
 
ログローニョの看板が現れました。
 
428道しるべに積み石
 
カミーノの看板には、石が積んであったり、石に名前が書いてあることもありました。
 
 
 
428ログローニョ橋大きい
橋の向こうにログローニョの街が見えてきました。
今日のゴールはもう少しだ!
 
と思いきや、私たちは橋を渡らず、左側の川岸に下りてしまいました。
 
私とChaiは、出遅れているのでサッサとアルベルゲに落ち付きたいと思っていたのですが、、、
 

水切りしたいっ!

Den

というDenのリクエストに、つい、ノってしまったのです。
 
 
428水切り伝
3人は、平たい石を拾っては投げ、水面を石が飛び跳ねるさまを見て遊びました。
 
ピュンピュンピュンピュンピューン〜と5回も石が跳ねると、何だか嬉しくて
 
思わず

やったね!5回〜!

Kumi3

あー、あたし今6回〜!

Chai

それぞれが、回数を叫びながら楽しみました。
 
でも、そろそろ行かないと。アルベルゲが満員になっちゃうよ。
 
 
428ログローニョ橋
そうだそうだ、と 橋を渡り始めました。
 
 
 

アルベルゲ、30分遅かったらアウト!

 

2時半ぐらいに、ログローニョに着きました。アルベルゲにチェックインすると、3時に着いた人はフル(満員)と言われ断られていました。

わ、アブナイアブナイ、、。

Kumi3

そうなった場合、次の街のアルベルゲまで何キロか歩かなければいけません。または割高の民間アルベルゲを探すか、10倍ぐらいの費用で、ホステルに部屋を取るということになります。
 
 
 

東洋人?コリア?チャイナ?ジャパン?

 
 
 
アルベルゲの入り口で東洋人に出会いました。
近寄って「あー、コリア?チャイナ?ジャパン?」お互いに声を掛け合いました。
 
東洋人は、KOREAからの人が一番多く、ほかはChinaかJAPANから来た人でした。近寄り、言葉を発っし、初めて国籍がわかります。
 
「おお〜っ、ジャパーン‼︎ 」お互いに声がハモりました。
 
「 わあ!子ども連れですか!」と驚かれました。
 
 
428ログローニョテッピ
「僕はTeppiです。」
「私はKumi3、こちらがChai そしてDenです。」
 
ベッドに荷物を置き、大急ぎでシャワーと洗濯を済ませると4人でバルに向かいました。オリーブ、タマネギのピクルス、ピパス(ヒマワリの種) チップスで、大人はビール、子どもはコーラでカンパ~イ!

Teppiは、仕事の休暇を使いながら、カミーノを何回かに分けて歩いていました。遠く日本から、このカミーノの道で出会う、その偶然と縁を祝福し、みんなで乾杯をしました。

 
 

299回断られても300回目があるさ!

 
 
Teppiはとても愛妻家でした。なんとプロポーズを300回もして結婚したのだそうです。つまり、299回は断わられたって訳だ〜‼︎
これは、欲しいものは諦めるな。手にするまで頑張れ!というメッセージなのかな。

4人は、ずっと喋りっぱなしでした。

 
428アイス屋
途中、ChaiとDenはアイスクリームを買いに行きました。
 
Teppiは英語とドイツ語が堪能でした。一緒に街をプラプラ歩くと、顔見知りの、いろんな国の巡礼者たちが、Teppiに声を掛けてきました。
 
英語またはドイツ語で冗談を言い合い、談笑する姿をみてすごいな~!うらやましいな!カッコいいなぁ〜!と私たちはうっとりしながら見ていました。
 
そのうちの一人と夕御飯を食べに行くよ~と言うので、私たちは、メルカドで買い物して自炊するよ〜と言って別れました。
 
 

メルカドディナー

 
 
メルカドを探索しました。
 
428ログローニョスーパーこぶた
 
肉売り場で、丸焼き用の子豚をみて、ドキッとしました。日本では、見たことありません。ちゃんと顔が付いています。
 
もし、買ったら、私、料理できるかなぁ…。自信ないなぁ。
有り難く食べないといけないね。
 
 
 
428パスタ
私たちは、パスタとソーセージで簡単な夕食をとりました。
 
 
 
428イチゴ
イチゴ、スプレー缶の生クリーム、シンプルなビスケットを買いました。これで、イチゴケーキもどきが食べられる!楽しみ‼︎
 
 
 

ログローニョの街の鉄柱信号

 

 
428ログローニョ教会大
ログローニョの教会は、鐘が2つの塔に分かれていて、彫刻が見事でした。
 
 
 
428ログローニョ街
街なかも、彫刻がいっぱい。
 
 
 
428ログローニョポスター
ポスター。
 
 
428男胸像
胸像。
 
 
428歩く銅像
巡礼者のモニュメント像。
 
 
そして、面白かったのが車止めです。信号が赤になるとこの鉄柱がせせり上がってきます。信号が青になると地面に引っ込みます。
 
 
428ログローニョ伝信号
Denが乗っても鉄柱のアップダウンは、ビクともしませんでした。
 
 
 

Teppi再び

 
 
 
その夜、街での夕食から戻ってきたTeppiは、ChaiとDenにカミーノのホタテ貝をモチーフにしたブレスレットをプレゼントしてくれました。
 
ChaiもDenもとても喜んで、さっそく腕にして見せました。

Teppi ありがとう!

Chai

一日に30km以上を歩くTeppiは、朝ご飯も昼ご飯も、歩きながらパンをかじっていく、超速足スタイルです。すぐに、チュッパチャップスだ~、カタツムリだ~、犬が可愛い~、石投げたーいと、道草スタイルの私たちとは、ペースが全然違うのです。

アドレスを交換しながら日本に帰ったら遊びに行く約束をして別れました。
 
 
 

「ねずみ小僧」Den 再び!

 
 
ベッドに落ち着いてからChaiとDenが

Teppiにピパスとハートのチョコパイを買ってあげたい!

Den

と言い出しました。 
異国で出会った日本人のTeppiに、子どもたちは、懐かしさ、温かさをたっぷりと感じ、1日しか話していないのですが、別れるのがとても淋しく感じていました。
 
いま、夜の9時です。近くにお店があるのを覚えていました。

OK、まだお店やってるね、急いで行こう!

Kumi3

夜の買い物に出掛けました。
 
 
428ピパスとハートチョコパイ
ピパスのテリヤキ味っておいしいんだよ。そしてハートのでっかいチョコパイもね。
 
 
428伝茶夜手紙
ChaiとDenは、お店の前の街灯の下で、Teppiに手紙を書きました。
 
アルベルゲに戻ると、部屋はどこもすでに真っ暗でした。消灯は夜9時。ピルグリマー(巡礼者)は早寝早起きなのです。いま夜10時でした。部屋はイビキが聞こえてきます。
 
再び「ネズミ小僧Den」の出番です。小さなライトを持ち、足元を照らしながらTeppiの部屋のベッドまで忍び足で行きました。
たどり着くと、お菓子と手紙を枕元に置いて逃げてきました。私とChaiは、部屋の外で待っていました。
 
コソコソ声で聞きました。

オッケー?

Chai

オッケー‼︎

Den

コソコソ声で答えました。
 
ミッション無事終了です!
 
自分のベッドに戻るとChaiもDenも、ブレスレットを腕につけたまま寝ていました。
 
私たち3人は、久しぶりに家族以外の人Teppiと出会い、なんの気兼ねもない日本語で、カミーノのこと、日本のこと、自分のことを思う存分、話すことができました。Teppiは快く聞いてくれました。
 
そしてTeppiも自分自身の話しを、大人の私だけでなくChaiとDenに対しても、カミーノを歩く仲間として認め、楽しみながら話してくれました。
 
 

 

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