サンティアゴ巡礼が教えてくれた学校では教わらないこと

45/60カミーノで知る人生に必要な4つの事・大人も子どもも鬼ごっこ

Kumi3
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530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 サンマメ 外ムカデ
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Kumi3
「学校に行けないなら、旅に出てみようよ!」と不登校をきっかけに15歳次女と弟10歳を連れ、サンティアゴ巡礼・カミーノへ行くことにしました。930kmを60日間かけて歩きました。もちろんカミーノは初めてです。英語もろくに出来ない私は、一体どんな旅になるのか見当もつきませんでした。そんな体で子どもたちを、異国のスペインに連れ出してしまうのですから、本当にチャレンジャーでした(-_-;)。けれど、何かを変えてみたかったのでした。
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5/30()→サモス  スタートを急ぐ巡礼者たち 18.0km/€59 猫と芝生の宿 P1部屋€35

 

630に起きて部屋を見回すと、誰もいませんでした。

すご~い、みんな、スタートが早いわ~!

Kumi3

530 スペイン巡礼 サモス 朝食

朝食は昨日のtトリ粥の残りとポテトサラダでした。

和食っ、和食っ!

Den

きのう、具合の悪かったDenがよく食べました。昆布だし味、それだけでも和食に感じられるようで盛り上がっていました。

 

カミーノの古い石積みの建物

 

肌寒い朝なのですが、アラン先生はいつも半袖Tシャツでした。

西洋人で体感温度が違うのかな…。

Chai

530 スペイン巡礼 サモス 石壁12A 歩き出す

今日は、体調がいまいちのDenの速度に合わせて歩きました。

 

道が二股に分かれていました。私たちは、田舎道を選びました。人が少なく、古い巡礼路の風景の中を歩きたかったのでした。

しばらく行くと石積みの建物がありました。かなり古いものでした。

530 スペイン巡礼 サモス 石壁12A 飛び降りアラン先生は近寄って壁を綿密に調べていました。

レンガではなく、石を積んで造られた壁が貴重だというのでした。

 

530 スペイン巡礼 サモス 12田舎道 歩いていくこのあたりから、家が無くなってきました。

 

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 2A石壁みるこの古い石造りの家はかまどと煙突がありました。下の細長い窓に煙の煤のあとがみられました。

 

530 スペイン巡礼 サモス 石壁に靴

私は、窓に置かれた靴の中に草が生えているのが面白くて、写真を撮りました。

 

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 12両側 石壁

何気なく通り過ぎていく古い石造りの建物は、自然と同化しているようでした。

 

 

田舎の道

 

 

530 スペイン巡礼 サモス 2A 小川

小川が流れていました。

 

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 123橋渡り

小さな橋を渡りました。

 

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 12後ろ姿Denが先頭ね!

 

530 スペイン巡礼 サモス 逆さまの木なんだろう…、この木は話しかけてきそうだね。

 

530 スペイン巡礼 サモス 湧水湧き水がありました。

 

530 スペイン巡礼 サモス ゼンマイゼンマイのクルクルっと巻いたところは、アーモンドみたいな味がしました。

 

530 スペイン巡礼 サモス ホタテモニュメントホタテのモニュメントの水道がありました。

 

530 スペイン巡礼 サモス 田舎風景日本にもありそうな田舎の風景です。

 

 

まだ本調子じゃないDen

 

しばらくして

ちょっとお腹が痛いよ~。止まりたい。

Den

そうよね、きのうは熱があったものね。休みながら、ゆっくり行こう。

Kumi3

少し長めに休憩時間を取りました。

 

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 2a 荷物もち歩き出しました。アラン先生が荷物を持ってくれました。

 

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 12スクエア青空田舎の道は続きました。

 

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 ナメクジカミーノでよく見る黒ナメクジ。「フレーフレー、ピッピッ!」と言ってくれてるみたいな…。

 

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 デジタリン「これは、毒があるから触ってはいけないよ」とアラン先生が教えてくれたデジタリンです。

 

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 滑り台 羊

公園?羊も遊んでるのかな!

Chai

 

牛の通る道

 

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 12A 待ち

もう大丈夫だよ。自分で荷物持つよ!ありがとう。

Den

 

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 12後ろ姿並びいつも速足のChaiもDenの歩速に合わせ歩きました。

 

530 スペイン巡礼 サモス 123後ろ姿 両側 土壁の道牛の通り道だって~。足元よく見てね!

 

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 123両側 土壁の道この道は、日中に牛を野原に放牧をしたあと、夕方に寝ぐらへと行き戻る道です。

牛が歩きながら落とした糞は、畑の大事な肥料となりました。そのため、後からスコップでかき集めたのでした。

糞と一緒に土も少しづつ削られ、それが長い長い年月を経た末、道がこんなにも掘れてしまったのだそうです。

 

530 スペイン巡礼 サモス 123後ろ姿 両側土壁の道 暗めこの道も、同様です。よく足元をみて歩かないと、けっこうな確率で踏んでしまうのでした。牛の落とし物…。

 

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 牛なんじゃい、うわさしてるな~!

 

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 牧場牧場がありました。

 

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 牛小屋のぞく「ほら、納屋の中をみてごらん。子牛がいるよ。」

ほんとだ!

Den

 

おじいさんの杖

 

カミーノは、回りまわって誰かのために何かが起きることがあります。

こんなことがありました。

わたしはトイレをずーっと我慢していました。いつものChaiDenだけなら、ちょいと失礼!と何回でもトイレタイムを取るのですが、誰かと一緒に歩いている時は、それなりに遠慮をするのでした。

あーダメだ、限界だわ!

Kumi3

と田舎道の林でトイレタイムをとり、皆のところへ戻りました。

それから5分ぐらい歩いたところで

あ、道に杖を置き忘れた!

Kumi3

ええっ、杖ないと困るじゃない?

Chai

急に杖の存在の大きさを感じ、居ても立ってもいられないぐらい焦りました。

今まで苦楽を共にした杖~

取ってくるね!

Kumi3

と言うと

アラン先生が「エクササイズ代わりに走って取ってこよう!」と言い探しに行ってくれました。

あら〜、ありがとう!!

しかし、なかなか帰って来ないのでした。どこまで行ったのやら

アラン先生、遅いね…。どこまで行っちゃったんだろう。

Den

 

そこへ、おじいさんが通りがかりました。杖を二本付きながら歩いていました。

見ると、一本は私の杖でした。

「あ、あの…、それは、私の杖です。」と言うと、おじいさんはすぐ、私に返してくれました。

「あー、残念だ。いいのを見つけたと思ったんだ。わたしゃ杖がもう一本欲しかったんだぁ~。」と言いました。

「これは、サン・ジャン・エ・ド・ポーからずっと使っていたもので、大切な杖なのです。だから、ごめんなさい、差し上げられないのです。」と私は言いました。

すると、そこへアラン先生が戻ってきました。

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 サンマメ 杖見つかる

手には、木の杖を持っていました。

息を切らせ「これだよね?道に落ちていたよ。」と言いました。

わあ、同じような木の杖!

「私の杖は見つかったの。こちらの方にその杖をあげていいかな?」

アラン先生は「もちろん!」と言って、おじいさんに杖を渡しました。

「おお!これで膝が楽になる。」とおじいさんはとても喜んでくれました。

待ちぼうけだったChaiDen

よかったね。だけど、よく木の杖が落ちていたよね〜。おかんもおじいさんもダブルラッキーだね!

Chai

 

ねっ!嬉しいわ~‼

Kumi3

私たちは、再び歩き出しました。

そして私は、いま起きた杖事件をとても不思議に思いました。杖は、そうそう落ちているものじゃないのでした…。

おじいさんは、望み通り杖をもう一本、手に入れることができました。

ハッピー!でした。

私も杖が見つかりました。ハッピー!でした。しかしそれは厳密にいえば

失ったものが見つかり元通りになっただけのことでした。

ただ、違うのは...

前よりも杖の存在がこの上なく大事に思っていること。

普通の状態の有難さを意識したこと。

自分のうっかりを気を付けねばと気持ちを引き締めたこと。

アラン先生が助けてくれたこと。

そして、もう一本目の杖が見つかって

おじいさんの膝が楽になったことでした。

この約20分間杖を取り巻く出来事

おじいさんの杖が欲しい念の強さに、私たちは衝き動かされたようでした。

私たちはおじいさんを追い越しました。お互いにニッコリと笑い合いました。

おじいさん、喜んでくれてよかったね!

Den

 

カミーノで最も古い教会

 

田舎の山道を歩いていくと、通り過ぎてしまいそうな小屋がありました。

古い教会・一つ目

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 古い教会Aアラン先生は嬉々として「これは素晴らしい!」と声をあげました。

 

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 古い教会A2A

「大変貴重な教会なのだよ!」とアラン先生は教えてくれました。

 

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 古い教会A 中

中をのぞいてみると、年代を感じさせる中央の祭壇に、聖人像がありました。中は寂れていて、今は礼拝は行われていないようでした。

アラン先生は言いました。

「この教会は、キリスト教以前からここにある。その時代時代、いくつも神様が変わりながら、この場所に建っているのだよ。

古くはバルカン教の時代を経て、キリスト教が攻めて来た。

それに屈した時からキリスト教にデコレーションが変わり、地方によってはイスラム教が攻めて来たらイスラム教に変わり、再び、キリスト教が攻めて来たらキリスト教へ…と祭壇が変化していったのだよ。」

アラン先生は興奮して写真を何枚も撮っていました。

古い教会・二つ目

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 古い教会b123

Den、どうしたの?おいでよ。

Chai

いいの、写真撮って終わったら教えて。

Den

 

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 古い教会b中縦質素ですが整った感じでした。この教会は現在も使われているようでした。

 

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 古い教会外待ち2

終わったー?

Den

 

古い教会・三つ目

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 古い教会c 外12A

ここも素晴らしいよ、見ないの?

Kumi3

いいの、写真撮って終わったら教えて。

Den

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 古い教会c 中右530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 古い教会c 中央530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 古い教会c 中左

真ん中に大きなマリア像、左右にもまた違ったマリア像が鎮座していました。

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 古い教会c 植物この教会も、礼拝が行われているようでした。小屋の中の両脇の壁に、観葉植物が植わっていました。それだけは宗教が変わっても、長い年月の間そこにあるのだそうです。

アラン先生は、それらも興味深く写真に収めていました。

これらの教会がどれほど貴重かということをアラン先生は力説してくれたのですが、Denは牛の糞のニオイで参っていました。

くさーい!無理‼︎

Den

終始、口呼吸をしていて、教会を見る余裕がありませんでした。

 

バルで休むフランス流

 

田舎の山道に、いきなりバルが現れました。時間は午後二時少し前でした。

私たちだけなら、時間が押していることだし、水だけ買って通り過ぎてしまうところでした。しかし、アラン先生は当然のように、外の木陰の席をとりました。

530 スペイン巡礼 サモス 23A カフェ

近くに白い木の花が咲いている心地よい場所でした。

エスプレッソを二つ、自分と私の分。DenとChaiにはコーラを頼んでくれました。

「出しますよ!」とお金を出すと、アラン先生は受け取りませんでした。

「なーに、急ぐことなんかない、フランス人は楽しむんだよ。」と言いながらエスプレッソをすすりました。

ありがたくエスプレッソをいただきました。

わたしは無類のコーヒー好きです。スペインのコーヒーは、カフェレチェ、エスプレッソ、アメリカーノどれもおいしいのでした。

あー、コーヒーで疲れが取れていく〜!

Kumi3

 

バルのゲージの中の犬

 

Chaiが、ここのゲージの犬を見てみてー!というのでした。

ね、こんなにいっぱいウンチがあるよ。ずっと掃除してもらえていないみたい。散歩してるのかな。ここにずっと入れっぱなしなのかもしれないよ…。

Chai

530 スペイン巡礼 サモス 1犬ゲージ

ワンコが順番を待つように撫でて〜!とっかえひっかえ寄って来ました。

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 犬とぬいぐるみ530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 犬うっとり

シッポをブンブン振りながら…。

 

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 犬イチローあら、イチローに似てる⁈

 

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 犬2匹530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 犬母子

撫でて~!はいはい、イチローの番!次はお母さん犬もね!

 

日本人のお兄ちゃん

 

さっさとコーラを飲んでしまったDenは、少し離れたところで休んでいるお兄さんを見てみてー!というのでした。

日に焼けて、まっ黒。ぼろぼろで汚れた服。髪が肩まで長く、痩せて目がぎょろりとしていました。

あの人、日本人だよ!「おう、こんちわ!」って言ったよ‼︎

Den


Denは、そのお兄さんとおしゃべりがしたくて、しばらく遠巻きにもじもじしていました。

お兄さんは、スペイン人の若者グループとずっと話をしていました。

カミーノで出会う数少ない日本人ですが、何かしらきっかけや縁がない限りは、声を掛けるまで至りませんでした。

しかし、Denは、そのお兄さんが気になって仕方がないのでした。けれど、お兄さんは、他のスペイン人の仲間と一緒に歩き出してしまいました。

あーあ、行っちゃった。また会えるかなあ…。

Den

私はそのお兄さんのうしろ姿を見て、変だやつだなぁ〜と思いました。

というのはボコボコにへこんだ雨どいみたいな金属の長い棒を持って歩いていました。杖にしては長い、150cmぐらいはありました。

あれ、なんだろう?護身用かしらね?

Kumi3

私たちも歩き出しました。

 

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 草道12

さっきのお兄ちゃんね、うちの近所の優しいお兄ちゃんにそっくりだったんだよ。

Den

へー、そうなんだ。

Chai

 

人生に必要なもの

 

歩きながらアラン先生は教えてくれました。

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 草道1A 前向き

「人生に必要なことはね…。この四つなのだよ。」とアラン先生。

1)愛する事

2)働くこと

3)尊敬する事

4)歩くこと

そこで私は口を挟みました。もう一つ

5)ユーモア!

これも大事よね!! 追加してね!

Kumi3

 

アラン先生は2018年に本を出版しています。エスノエコロジー、中世の木の建築スタイル、文化など、フィールドワークで得た知識と写真、イラストの豊富な学術書です。フランス語で書かれています。

Alain Bouras:La Civilisation des clairieres

 

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 2人後ろ姿青空

まだ、道の先がみえないね。でも行き先は青空だよね!

 

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 緑の中 気配

ねえ!ここ通ったらブルっときたよ、何か居るみたい…。

Den

ふだん、そんなことを言わないDenが足を止めて振り返りました。

うん、わかるよ…。

Chai

なんだろう、そこに精霊がいるような...。

 

コック or ヘン 草遊び

 

 

アラン先生が道端のイネ科の草を取り、遊びを教えてくれました。

「いいかい、茎を根元から上まで一気にしごくんだよ。その時に

コックor ヘン! (Cock or Hen)と言うんだ。」

それはおんどりか?めんどりか?という意味でした。

一瞬で素早く茎をしごきます。

たくさん葉がしごければ、おんどりのとさか。

少ししか葉がしごけなければ、めんどりのとさか。

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 2Aコックヘン

「コックor ヘン!」

コックだった!

Den

これは、力ではなく、手の加減+その草のそれぞれに持つ個体差によるのでした。何回やってもだいたい確率は2分の1でした。

それで、やる前に相手に当てさせるのでした。当てたほうが勝ちです。

じゃあね、ヘン!

Chai

いくよ!コックor ヘン!あー、ヘンだったー!

Den

 

ええっ!アルベルゲ、満員

 

日差しが暑くなってきました。

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 ポスタ広島

こんなポスターを発見しました。

歌とダンスのショーをやるグループのようでした。HIROSHIMA…?

 

アルベルゲはなかなか見つかりませんでした。やっとたどり着いたところは、民間でしかもベッドはフルだということでした。

ええっ!もう16時。落ち着きたいのに

Kumi3


個室なら残り2部屋だけ空いているとのことでした。シングルとツインの部屋が1つずつでした。

アラン先生は

「部屋を取ったほうがいい。この先アルベルゲは、多分どこもフルだよ。」と言いました。

今、空いているだけでもラッキーなのね!!

Kumi3


アラン先生は小さい€25のシングルの部屋

私たちは€35のツインの部屋を取りました。

そして、ディナーも頼むことにしました。€8で3人分でした。

今晩だけで、2日分の生活費に相当する、合わせて€60ぐらい使ってしまうけれど、たまにはいいか…。

というかノーチョイスでした。

部屋に入ると、そんな考えもどこかに吹っ飛びました。

わーお!やった~。

Chai

ぎゃははは~!

Den

 

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 サンマメ 宿ベッドはねる

素敵なペンションの個室、うちらで貸切だー!ベッドにダイブして、嬉しさのあまり、ぴょんぴょん跳ねました。

Denに一言、注意をしました。何しろ、パンプローナではしゃぎすぎて、ベッドから落ちたという腰の強打事件があるので…。

 

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 サンマメ 部屋ベッド12

荷物を広げ、乾かし、点検しました。

 

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 サンマメ 部屋窓景色

窓から見える遠くまで続く畑の景色がステキ!

部屋の中にトイレとシャワーがある!

Chai

もう、ずっと共同のトイレとシャワーだったので、ゆっくりなんてできなかったのでした。

今日は自分たちのペースでトイレもシャワーも浴びられるのです。フカフカのマットレス。

誰かのいびきで、目が覚めることもないね!

Den

 

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 サンマメ 部屋窓

今夜は最高だね!寝るのが楽しみ‼︎

 

猫と芝生

 

素敵なリビングがありました。

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 サンマメ 宿 いまソファわーい、くつろいじゃお!

 

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 サンマメ茶猫

お先に~!と猫がくつろいでいました。

 

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 サンマメ黒茶猫

ドアの外からも「ただいまニャ〜!」ともう一匹入ってきました。

 

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 サンマメ 宿 居間 おじさんトランプダイニングでは、おじさんたちがカードゲームをしていました。

 

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 サンマメ 宿 庭黄色花

アルベルゲの庭は、美しい緑の芝生が広がっていました。日差しを浴びて花も嬉しそう。

 

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 サンマメ 猫と2

わあ!ここにも猫がいるよ。

Den

 

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 サンマメ犬リュック

あ、犬も居る‼︎カバンに入ってる!かわいい~!!

Chai

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 サンマメ 庭1h

前に「こんにちわ、じゃねまた!」と橋のたもとで声をかけてくれた人がいました。ホセでした。

「日本へ旅行したことがあるんだよ。」

それでホセは、日本語を少し話すことが出来ました。

「ニホンブッカ、タカイネ~!」

 

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 サンマメ 庭ベンチ車気持ちいい芝生!

 

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 サンマメ 外クロスワード530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 サンマメ 外電話

みな、歩き疲れた今日を、思い思いの方法で折り畳んでいるようでした。

 

 カミーノでピアノの時間

 

そして、、、

Chai、古いピアノがあるよ!

Kumi3

わー、イイね!

Chai

Chaiは、1年ぶりにピアノを弾き始めました。

 

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 サンマメ ピアノ1

ブランクがあるものの、けっこう覚えているものでした。

すると、まわりに人が集まってきました。正座をして聞いている人もいました。

拍手が起き、あたりの空気が柔らかくなりました。

イェーイ!

アメージング‼︎

Chaiは、

ピアノを習っていてよかったナ!

Chai

とピカピカした表情で言いました。

私は、送り迎えをした日々を思い出し、しみじみと嬉しくなりました。

楽器ができるって言葉を越えたコミュニケーションになるね!

 

ディナーは音楽の時間

 

7時過ぎにディナーが始まりました。

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 サンマメ ディナー

メニューはカレー豆のスープ、スパニッシュオムレツ、サラダにパン。そして、くだものにカミーノの箱に入っているアーモンドケーキでした。素朴でおいしい~。

みなが食べ終わりに近付いた頃、突然アラン先生が立ちあがりました。

そして「トップバッター行きます!」とばかりにフランスの歌を歌い始めました。

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 サンマメ ディナー歌ギターA

それは、とてもノリが良い曲で、みんな横に揺れ出しました。すると、アラン先生は、次の打席を私たちに振りました。

ええっ!

Kumi3

いきなりだったので、カエルの歌を、3人で3コーラス続けて歌いました。

カエルの歌が〜

Chai

カエルの歌が〜

Den

♪ゲゲゲゲゲゲゲゲグワッグワッグワ~

Kumi3

みんなウケてくれました。

すると、今度はスペインのおじさんチームです。

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 サンマメ ディナー歌ギタースペインおじさん

ギターがとても上手でジャンジャカかき鳴らし

 

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 サンマメ ディナー歌スペインおじさん

まわりのみんなが大音量で歌い出しました。

順番にそれぞれのパフォーマンス、歌う、コメントするなど、ひと回りしました。

恥ずかしいとか、そんなことは関係ない。言葉が通じないけれど、何かお互いに気持ちを交わしたい!

ここにいる面々は、フランスから、パンプローナから、ブルゴスから、バルセロナから、レオンから、と何百キロか歩いてきた人が占めていました。

次の町のサリアからは100kmの巡礼を始める人々で道が混み、きっと様子が変わるはずでした。

ある意味、長距離巡礼者たちの水入らずパーティーでした。

 

カミーノで大人も子どもも大はしゃぎ

 

食後は、そんな気持ちが拍車をかけたのか、まだ陽が残る外へ出て、だるまさんが転んだもどきの遊び

 

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 サンマメ 庭トントンサントントンサン!をやりました。

 

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 サンマメ 外遊ぶ対面

その後、チーム分けをしてギター入りの歌遊び。

 

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 サンマメ 外ムカデさらにムカデになって走り回る鬼ごっこをしました。

男性も女性も、おじさんもおばさんも、若者も子どもも、1列に連らなりました。

あと4~5日で、サンティアゴの街でした。

もう、待ちきれず

前倒しの前夜祭 は続くのでした。

みんな、笑って歌って走り回って、ここまで歩いてきた喜びを分かち合いました。

クタクタになるまで遊び、笑い過ぎてほっぺたが疲れてしまいました。時間は夜9時半過ぎになっていました。

鬼ごっこって、大人も子どもも、国境も、言葉も越えたコミュニケーションなんだね!

 

プライバシーのある空間

 

個室の部屋に戻りました。

私とChaiDen家族だけの空間はなんて気が安まるのでしょう。

枕元のキャビネットに太いロウソクがありました。

 

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 サンマメ 宿ろうそく途中で買った、赤い蝋燭とニワトリのロウソクも一緒に灯してみました。

すると、トイレの窓をトントンとする音がしました。

Denが気が付いて

あれ、音がするよ!

Den

一緒にトイレに行ってみると、アラン先生でした。

「明日はヨガ、7時半ね!」

オッケー!

Den

了解で~す!

Chai

アラン先生により、起床時間が設定されました。

よかった、明日はここのベッドの寝心地が良過ぎて、起こすのが大変だろうから…。

Kumi3

530 スペイン巡礼 サモス 田舎道 サンマメ 夕焼け

夜10時15分、もうじき陽が沈みます。

DenChaiの足を揉んでやると、ふたりは気持ち良さそうに、すぐに寝入ってしまいました。

私は、カミーノはどこまでプログラムされているのだろうと、今日の杖事件や靴事件、オムレツ事件のことを思い出しつつ、ロウソクの明かりで日誌を書きました。

 

 

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