Dog/カミーノは犬パラダイス!
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「学校に行けないなら、スペインをひたすら歩く旅に出てみない?」と15歳中三次女と10歳の小5弟を連れ、サンティアゴ巡礼(カミーノ)スペインの旅へ行くことにしました。私は英語が苦手、もちろんスペイン語も話せません。子どもを二人を連れ海外の巡礼路を歩くなんて…、無謀とも言える巨大なチャレンジでしたが、何とか現状の生活の流れを変えたい!と意気揚々に出発したのでした。ところが初日にガイドブックを失くし、歩き出し2日目にはスマートフォンが使えなくなるという…、度重るアクシデントに見舞われ、早々にガックリと肩を落としました。けれど後から考えると、3人はカミーノの全てを自分たちの目で見て感じ、最大限にカンを働かせ、世界中の巡礼者と身振り手振りで見聞きし情報を得ながら進みました。スマホの画面を見つめる時間など全くありませんでした。ただひたすら、中世の巡礼者のように黄色い矢印➡だけを頼りにして、歩いた距離は930km、かかった日数は60日間でした。
カミーノの自由な犬の暮らし
カミーノ(サンティアゴ巡礼)の道では、日本にいる猫のように犬も自由に暮らしています。都会の街では、さすがにリードをした犬を見かけましたが、ほとんどのカミーノの田舎道は、自由な犬がひょっこり出てきます。たいていフレンドリーで何にもして来ないのですが、たまに、近寄って来てにおいチェックをされることもあります。
静かに立って待っていれば、そのまま通り過ぎていきます。

これぐらい大きい犬だと、そばを通るとき、ちょっと緊張します。犬が好きな人はOKですが、苦手な人はちょっと引くかもしれません。

Chai

この町に入るにはニオイを嗅がせてもらうぜ!と寄って来ました。

Den

この二匹は、ワンワンワンワンッ!ずっと吠えまくっていました。そういえば、ちょっと目が疑り深いよね?

眉間のしわが、貫禄あるよね~。

Den

巡礼犬ケニア。賢いおばあちゃん犬でした。横で真似をしても余裕~。

ケニアの変顔!

「くうーん。そこ、かゆいデス~!」

お上品なスマート犬。

もう、お家へお帰りよ。
Chai

なんか用かい?ブヒッ!

一日にどれだけ歩くのかしら?
カミーノベテランおじさんとお供のロバ君とワンコ。

小心者なの、ボク。
ササッと走り抜けました。

くーん…。そこがかゆいんです。ハイ。
犬使いにやられています。

クーン…。
わ~、またまた犬使いに!

貫禄あります。ナイス番犬!

「どこから来たの?ニオイ嗅がせて。」

羊の見張り番!

お行儀のよい子です。

指先もかじかむ寒い日。
「おいらも寒ーい…。」と甘えてきました~。

「パンとかある?ちょうだい!」
猫みたいに自由にふらふらしています。

アルベルゲの犬、アパス。なんだか貴族のような気品のある犬でした。
オールドスパニッシュポインターというバスク地方の犬種のようです。

アパスとシエテはお昼寝中~。

アパスのあとを付いて行きました。このあと、アパスはアルベルゲに戻っていきます。それで、私たちもアルベルゲに戻ってしまうのでした…。

雪の日、バルの軒下で寒さに耐える犬クン。

「なんか食べ物くださ~い!」おじさん犬がアピール。

でかっ!自由にしてますワンッ!

これ、犬でしょ~!カミーノゆるキャラ。

腰のほうで点滴をしていました。
怪我をしている犬は見ていて辛くなるのでした。

「お母さん、まだですか~?」
スーパーマーケットの入り口で待ちぼうけのお利口犬。

炎天下、暑い暑い。毛皮来てる巡礼犬、ガンバレ~!

「ようこそ!」アルベルゲの番頭犬。

うりゃうりゃ~、お腹出し犬。マンハリンアルベルゲの人気者。

またまたお腹出し犬。番犬失格か~!

この暑い日に…。ハスキー犬、えらいね、いい子だね。
「てへっ!」

「ねえ、あの人たち、何かくれるかな?」
「うーん、何もなさそうじゃ…。」
世間話犬。

暑くて、暑くて…。昼間は無理!

スペイン語を話しそうな顔をしているワンコ。

ネコみたいにひょいひょいと駆け回ってマス。

人が近くに来たって別になんとも~。

こんにちわ!「うへ?」

なんか、イチローに似てるね…。

いい子だね~。ゲージにいるなんてね。
スペインでは自由な犬が多いから、不思議に思ってしまう。

ぬいぐるみだと思いきや、ワンコ!!

大きな犬と小さな犬と歩くおじさん。背中の籠も中世の巡礼者みたいですね。

このワンコ。もう、盛りがついて大変でした。

この子、愛嬌あるね!

Den

巡礼犬、ケニヤ、
「また会えたね。今日もお疲れ!」

アルベルゲのパソコンに送られてきた日本の家で留守番中のワンコ、プちゃん。
パソコン画面をデジカメで写真を撮り、時々見て思い出しながら歩きました。
なんか、元気ないのよ。みんな居ないから寂しがってるんだね。
Rai
一緒に留守番中のRai姉さん。

パンプローナの街の中の犬は、リードをしていました。

少し郊外になると、お散歩もリード無しでOKな感じでした。

品の良いマダム風のワンコ。
街の広場や商店街で、カバンからひょっこり顔を出している犬が結構いました。

あら~、毛並みがゴージャスですね~。

この子、大人しそうにみえるでしょ、違います。
ギャンギャン吠えていました。

スペインは犬社会があって、会議もあるようです~。

「あの子たち、どんなニオイかな?調査しなくちゃ!」
と足早に追いかけてきたワンコ。

「クンクンクン…。まあ、悪いやつじゃないナ。」
Chai
rうね
なんだか、おじさんみたいな顔しているワンコ。

ネコと共存。ソーシャルディスタンス!

小さいのに、けっこう怒りん坊だね!

「よく来たね!ムシアはカミーノの最果てだワン。」
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「学校に行けないなら、スペインをひたすら歩く旅に出てみない?」と15歳中三次女と10歳の小5弟を連れ、サンティアゴ巡礼(カミーノ)スペインの旅へ行くことにしました。私は英語が苦手、もちろんスペイン語も話せません。子どもを二人を連れ海外の巡礼路を歩くなんて…、無謀とも言える巨大なチャレンジでしたが、何とか現状の生活の流れを変えたい!と意気揚々に出発したのでした。ところが初日にガイドブックを失くし、歩き出し2日目にはスマートフォンが使えなくなるという…、度重るアクシデントに見舞われ、早々にガックリと肩を落としました。けれど後から考えると、3人はカミーノの全てを自分たちの目で見て感じ、最大限にカンを働かせ、世界中の巡礼者と身振り手振りで見聞きし情報を得ながら進みました。スマホの画面を見つめる時間など全くありませんでした。ただひたすら、中世の巡礼者のように黄色い矢印➡だけを頼りにして、歩いた距離は930km、かかった日数は60日間でした。